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がんばっても評価が下がってしまう。時短勤務の失望感

がんばっても評価が下がってしまう。時短勤務の失望感

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友人や家族ではなく、その道の"プロ"に相談がしたい――。

そんな働く女性のお悩みに答える連載お悩みキャリア相談室」では、株式会社Waris(ワリス)共同代表、キャリアカウンセラー、ライターでもある田中美和さんが、読者のみなさんのお悩みに答えます。

第32回目のお悩みは......

子どもが小さく、時短勤務をしています。職場復帰をしたのはいいものの、勤務時間が短いことで自分の評価が下がっていくのを感じています。自分では120%頑張っているつもりですが、長時間勤務できることが感謝される風潮のある今の職場では、悶々とした日々を送っています。夫や子どもに八つ当たりしてしまうことも......。今まで田中さんがお話を伺ってきた方の中にこんな状況の方がいたら、どう乗り越えたのか聞かせて欲しいです。

【36歳、Yさん、東京都在住、専門職】

部署や職場を異動することも考えて

社内のカルチャーを変えていくのもあり

長時間労働が蔓延する職場では、勤務時間が限られるワーキングマザーは往々にして評価が低くなりがちです。私が共同代表を務める会社にも、そういったワーキングマザーから多数の相談が寄せられています。

解決策として、いっそのこと時短勤務をフルタイム勤務に切り替えて、延長保育やベビーシッターさんなどの力を借りて働くという手もあります。でもYさんが望んでいらっしゃるのはそういったワークスタイルではありませんよね?

あくまで時短勤務で家族との時間を大切にしつつ、仕事を続けたいということであれば、時短勤務でも正しく評価され得る部署への異動を願い出るという方法もあります。社内にワーキングマザーが多く在籍していたり、残業時間が比較的少なかったりする部署はありませんか? もし、その部署の業務内容がYさんの志向と大きく外れていないようであれば、ぜひそうした選択肢も検討してみてください。

子連れでの正社員転職はかなりハードルが高いのですが、地元のハローワークなどを使って、あまり長時間労働ではないお仕事を探されるのもいいでしょう。

ただ、転職に苦労されるワーキングマザーは少なくありません。時短勤務は一生続くわけではなく、数年間です。今の会社での仕事が、内容としても環境としても満足のいくものなのであれば、「数年間の辛抱」として日々、業務に取り組むのもひとつの考え方だと思います。

これからは、介護で仕事を休んだり時短勤務を申請せざるを得なかったりする男性社員もずっと増えるはずです。「限られた時間で業務に取り組む」というのは、女性固有の問題ではなくなっていきます。そうした男性社員とも力を合わせて、ワークライフバランスが取れた働き方を実現できるようなアクションを社内で起こすのも素晴らしいことですよね。

photo by Thinkstock/Getty Images

(文/田中美和)----------------------------------------------●あなたのお悩み募集中!仕事、生活、結婚、将来......あなたの日々のお悩みをキャリアカウンセラーに相談してみませんか?投稿は下記応募フォームからどうぞ。田中美和さんへの相談はこちらから>>----------------------------------------------【お悩みキャリア相談室】過去記事一覧はこちら>>

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田中美和
キャリアカウンセラー。雑誌『日経ウーマン』(日経BP社)の編集記者を担当後に独立。在職中は、インタビューやアンケート分析でのべ3万人以上の働く女性のリアルな声に触れる。2013年、キャリア女性にお仕事をご紹介する株式会社Waris(ワリス)を設立し、同社共同代表。ブログ>>

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