議論の段階は終わった。どう実現する? 住友商事が取り組む「本気の脱炭素」
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バンコクのオフィス街でカフェに入ると、タイのキャリア女性があざやかなブルーのドリンクを飲んでいるのをしばしば目にします。あまりにもビビッドな発色がゆえ、同席したタイ人女性に「着色料入りのジュースなのか」と訊ねると、あれは「アンチャンという美容によいハーブティー」という答えが返ってきました。
タイ語で「アンチャン」、英名「バタフライピー」と称するマメ科の植物は、タイでは庭先や公園で見かけるポピュラーなハーブ。主に使うのは花びらの部分で、タイでは古くからご飯やお菓子を青く染める天然色素として活用されています。タイでは、この青い花をハーブティーとして飲用すると、若く美しくいられるといわれ、特に30〜40代の女性層に好まれています。
その秘密は、魅力的な濃いブルー。花びらに触れるだけで指が染まるほどの青色には、ブルーベリーでもおなじみのアントシアニンという色素が含まれているそうです。PCワークで目が疲れた時にはアンチャンティーでブレイクを入れるとよいかもしれません。
気になる味は、ほんの少し豆の香りがする程度でクセのない飲みくち。蜂蜜を入れたりソーダで割ったりしてもおいしく飲めます。レモンやライムを絞るとクエン酸に反応して、きれいな紫色に変化。見た目にも美しく、おもてなしやティーパーティーにも映えるでしょう。
タイ女性たちは、美しい黒髪を保つためにもこのアンチャンを使っています。アンチャンを水やお湯で戻した液体でコンディショナー代わりに頭皮をすすいで使っているとのこと。タイでは、アンチャンを使ったソープやシャンプーも多く売られています。
・アバイブーベ バタフライピー・シャンプー(4,100円)タイハーブ医療を実践するアバイブーベ国立病院が開発したバタフライピーエキス入りシャンプー&コンディショナー。アバイブーベ病院のスキンケアプロダクトは、タイの定番土産としても人気です。こちらの商品を取り扱う「オリエンタル・プレシャス」は、オンラインショップのほか、東京・北青山にショールームもあります。
・バタフライピー ハーバルティー(750円)クセのないアンチャンの花に、アッサムグリーンティーをブレンドしたお茶。チェンマイ郊外のオーガニック・プランテーション「ラミンティー」のプロダクト。販売する「ロンナムチャ チェンマイ」のサイトでは、アンチャンティーを使ったレシピを公開中。
(写真・文/さとう葉)
編集部にて一部記事を訂正いたしました。(2017年6月23日18時00分)イベント
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