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毎日が人生のターニング・ポイント。『VOGUE』編集長の座を捨てた女性

毎日が人生のターニング・ポイント。『VOGUE』編集長の座を捨てた女性

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アメリカ版『VOGUE』の編集長、アナ・ウィンターと並び、ファッション界の女王として君臨していたフランス版『VOGUE』の編集長カリーヌ・ロアトフェルド。10年間就任後、突如その座を捨て、新雑誌創刊に向けて挑戦を始めた彼女を追ったドキュメンタリーが公開されます。

フランス版『VOGUE』編集長の座を捨て、新雑誌を創刊

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18歳でモデルとしてキャリアをスタート。20代で『ELLE』の編集者、そしてスタイリストに転身、その後は「トム・フォード」のミューズとして、「グッチ」や「イヴ・サンローラン」のブランドのスタイリングにも携わる。そしてフランス版『VOGUE』の編集長就任という、華やかなキャリアと実力を備えたカリーヌ・ロアトフェルド。編集長辞任後、新雑誌を創刊したのは彼女が59歳のとき。そのパワーとバイタリティには、本当に驚きです。

いい雑誌を作りたいという思いが、人を呼び寄せる

映画では、彼女が『VOGUE』を去り、新雑誌『CR Fashion Book』を創刊させるまでを追っています。『VOGUE』を突如去ったことを快く思わない動きもあり、依頼していたカメラマンから突如断られるなど、裏から手を回されて窮地に追い込まれる場面も。しかしプロジェクトを成功させるために、カリーヌはあきらめません。

ひとつひとつ壁を突破していく力になっていたのは、「いい雑誌を作りたいという思い」。彼女は次第に共感してくれる人たちと出会い、つながっていきます。華やかな世界にいても、人を動かす力はシンプルなもの。すでに十分成功を収めているのに、新たな目標に向かって地道に努力する姿からは勇気をもらえます。

彼女がつくり出す、独創的でエレガントな世界

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映画に登場する誌面作りのプロセスは、どれを見てもワクワクします。農園で少女と赤ちゃんを撮ったシーン、墓地でほぼヌードの女性を撮ったシーン、教会でのシーン......。現場でのカリーヌは独創的なアイデアにあふれ、つくられる誌面はエキサイティングでエレガント。ずっと見ていたくなるほど素敵です。彼女の世界観はぜひ実際の『CR Fashion Book』のサイトをチェックしてみてください。「THE WALL」のページで、画像一覧を見ているだけで幸せな気分になります。

マドモアゼルC 〜ファッションに愛されたミューズ〜監督:ファビアン・コンスタン出演:カリーヌ・ロアトフェルド、スティーブン・ガン、カール・ラガーフェルド原題:The September Issue5月9日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国公開

(c) 2013 BLACK DYNAMITE FILMS, TARKOVSPOP

(文/ミヤモトヒロミ)

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ミヤモトヒロミ
ライター・エディター。女性誌、女性向けWebメディアで映画やアート、カルチャー関連の記事を執筆。カフェグローブでは2007年よりブログ連載「ムービーハンター」で大人の女性のココロにささる映画評を手がける。ブログ>>

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