(C)allrightsreserved
香港の高層ビル郡を背景に、ずらりと並んだパンダたち。思わず目を疑ってしまう光景ですが、こちらは「WWF」によるパンダの保護活動の一環で行われたキャンペーンなのです。
地球上に生息するパンダの数「1600」
キャンペーンでは、フランス人アーティストが考案した、再生紙から作られたパンダの置物1600体が並べられています。なぜ1600なのでしょう? 実は、この数は現在地球上に生息するパンダの個体数なのです。
(C)1600 panda world tour
一斉に並べるとすごい迫力ですが、ひとつの場所に収まってしまうほどしかパンダが現存していないという事実を、この光景は物語っています。キャンペーンは、これまでパリ、ローマ、ベルリンといったヨーロッパの各都市で行われてきました。
(C)WWF France
世界を旅するパンダたち
こちらは、パリで行われた「アースアワー」での一場面。
(C)Philipp Guelland / WWF
ドイツのハンブルグでは、パンダに囲まれた新郎新婦も。
(C)1600 panda world tour
今年の2月に台北にて「ワールドツアー」がスタート。これから始まる香港ツアーでは、エアポートや巨大仏像など、有名スポット10か所を1600体のパンダたちが回る予定です。
(C)1600 panda world tour
こんな愛らしいパンダたちが自分の街にやってきたら、さぞかしワクワクするでしょう。そして、実際のパンダが置かれている環境に目を向けるきっかけになると思います。将来、このパンダたちの数が、2000、3000と増えていくことを願わざるを得ません。
[design boom,WWF France,WWF Deutschland]
(文/メーテル徹子)

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