ザ・ペニンシュラパリのロビー。
ザ・ペニンシュラホテルズ初のヨーロッパ進出となる、ザ・ペニンシュラパリが8月1日にオープンします。場所はシャンゼリゼ通りや凱旋門に程近い、アベニュークレベール19番地という最高のロケーション。このエリアには多くの国の大使館があり、ザ・ペニンシュラパリの建物は、2009年までフランス外務省による国際会議場として使用されていました。
アジア最古のホテル企業
ザ・ペニンシュラパリの外観。
1866年に香港より始まった、アジア最古のホテル企業、ザ・ペニンシュラホテルズ。香港、上海、北京、東京、ニューヨーク、シカゴ、ビバリーヒルズ、バンコク、そしてマニラの9つの都市に、数々の賞を受賞しているホテルを展開しています。その10番目のホテルが、ザ・ペニュンシュラパリです。
21世紀の宮殿のようなホテル
修復作業の様子。
ザ・ペニンシュラホテルズはいずれも地元の文化様式と歴史を尊重しながら、ペニンシュラの伝統的な優美さを生かしていけるよう、ユニークにデザインされています。
ザ・ペニンシュラパリの建物は、1908年にパリのラグジュアリーホテルのひとつとして建設され、パリが最も栄えたベル・エポック期を含む30年間、世界の著名人や文化人を迎えてきました。建物のオスマン様式とネオクラシック様式が融合した外観はそのままに、内観の改装には2年と修復作業には4年の歳月が費やされ、まさに21世紀の宮殿のような雰囲気を醸し出しています。
ラグジュアリートラベラーのための客室
写真左:客室の一例。写真右:バスルームの一例。
34室のスイートルームを含む全200の客室は、現代のラグジュアリートラベラーをイメージしてデザイン。5室のテーマスイートには専用のルーフトップのプライベートガーデンがあり、パリの景色を360度楽しむことができます。
ザ・ペニンシュラホテルズのすごさは、宿泊客のくつろぎの時間がより快適になるようにと最新のテクノロジーを自社開発しているところ。最高のサービスの追及は、こんなところにまで及びます。
6つの個性豊かなレストラン&バー
「ル・ロビー」のアフタヌーンティー。
ホテルの中心にあるオールデイダイニング「ル・ロビー」は、細部まで綿密に修復されました。白とゴールドを基調にした色合い、特別仕様のシャンデリアや上品で現代的な調度品など、フランスらしいエレガントな空間です。朝食、ランチ、ディナー、軽食を始め、ペニンシュラの代名詞、アフタヌーンティーが楽しめます。
地上階にある囲い付きのテラスとしてはパリ最大級のレストラン「ラ・テラス・クレベール」、ザ・ペニンシュラホテルズが継承する文化を称える中国料理「リリ」、そして6階にあるコンテンポラリー・フレンチ・キュイジーヌ「ロワゾ―・ブラン」は、パリでは珍しく屋根が開閉式の空間。50席ある最上階のテラスからは、パリの街並みを360度一望できます。
「ル・バー・クレベール」。
「ル・バー・クレベール」は、1908年当初から残るオーク材の羽目板や高い天井、大きなミラーが圧倒的。食前酒や食後酒の場所として、最高の居心地をもたらしてくれます。隠れ家的シガーラウンジ「ル・ラウンジ・クレベール」では、高級シガーとともにバリエーション豊かなドリンクが楽しめます。
ペニンシュラ仕様のリムジンサービス
MINIクーパーのコンシェルジュサービス。
空港への送迎、観光、パリ周辺に出かける際には、ペニンシュラ仕様にカスタマイズされた1934年製のロールスロイス・ファントムIIをはじめ、BMWやMINIクーパーのリムジンサービスが利用できます。スイートルームに宿泊すると、運転手付きのMINIクーパーが3時間利用できるという嬉しいサービス付き(10km圏内・先着順)。華の都・パリで徹底的にラグジュアリーに浸るのも、いいかもしれません。
さらに8月1日~31日までの1か月限定で、公式サイトにてオープニング特別宿泊プランを発売。スーペリアルームの通常料金が1,095ユーロからのところ、695ユーロからになります。
またザ・ペニンシュラホテルズのスパやレストラン、バーでは、"パリ"にちなんだメニューで開業をお祝いをするそう。ぜひ、ザ・ペニンシュラ東京のサイトもチェックしてみてください。
(文/福永博子)

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