議論の段階は終わった。どう実現する? 住友商事が取り組む「本気の脱炭素」
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Photographed:RobertoGreco
気品に満ちたクラシカルなボトルが、老舗の風格を漂わせる香水たち。2014年2月に日本上陸したばかりのパヒューマリーメゾン、「ORIZA L.LEGRAND(オリザ・ルイ・ルグラン)」の作品です。
「オリザ・ルイ・ルグラン」の歴史は、1720年に遡ります。創業者のファージョン一族は、かのマリー・アントワネットが寵愛した調香師の一族。ファージョンが作ったクリームやパウダーは、17世紀のクルチザンヌ(高級娼婦)であり作家でもあったニノン・ド・ランクロの永遠の美の秘訣とされ、各国の宮廷で人気を博していたといいます。
ニノン・ド・ランクロは、70歳の時に30歳にしか見えず、ルイ14世が「我が国の奇跡」と称えたといわれている女性です。ニノンのサロンには、モリエール、ラ・ロシュフコーなど錚々たる文士たちが、彼女の批評を求めて出入りしていたそう。79歳のニノンに若い僧侶が夢中になり、恋人同士になったという逸話も残っています。
左:Hugo Lambert(ヒューゴ・ランバード)右:Franck Belaiche(フランク・ブレーシュ)
フランス史を彩る、伝説の女性たちが愛した香水メゾン――。そんな「オリザ・ルイ・ルグラン」が再び脚光を浴びたのは、2012年のこと。2人のパリジャンの手で、約4世紀にわたる歴史を尊重しつつ、現代の女性にマッチする香りとして復刻されたのです。
現在日本では7種の香りが展開中ですが、2014年9月1日(木)から、新ライン「SOLIFLORES LINE(ソリフローレライン)」が伊勢丹新宿店で先行発売されます。
ソリフローレラインの第一弾の香り「フォワン フレシュマン クープ1886」は、1886年に誕生した香水をバージョンアップしたもの。フレッシュなグリーン感と、石けんのような爽やかなニュアンスに、心がほっと和みます。アクセントとなるのは、太陽をいっぱい浴びた干し草の香り。思い切り吸い込んで深呼吸したくなるような、幸福感に満ちた香りです。
マリー・アントワネットやニノンのような「女の中の女」たちも、時にはこんな安らかな香りで自分を癒していたのかもしれません。日々の緊張をふっと解き放ってくれる「フォワン フレシュマン クープ1886」、鏡の脇に、そっとお守りのように置いておきたい逸品です。
(文/田邉愛理)
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