日本では「朝活」がブームになっていますが、アメリカでも早朝の数時間をいかに有効に使うことは、充実した毎日を送るためにはもちろん、ビジネスで成功するためにも欠かせないようです。
海外サイト「Business Insider」に紹介されていた、時間管理の専門家であるLaura Vanderkam(ローラ・バンダーカム)による著書「What the Most Successful People Do Before Breakfast(最も成功している人達が朝食前にすること)」から抜粋されたリストを一部ご紹介します。
仕事の前に汗をかく
週に2回朝6時からパーソナルトレーナーのセッションを受ける、ヨガのクラスをとる、毎朝5時30分から1時間ランニングするなど、リッチでパワフルな人が朝最も行っているのが運動です。
「Business Insider」より意訳引用
筆者も午前中予定がつまっていて、ジムで運動する時間が取れない日は5時30分からランニングをすることがあります。午後は運動のための時間が取れない人も、朝の時間は確保しやすいと思います。
コーヒーを片手にネットワーキング
特に夜は自宅で過ごしたい人にとって、朝はコーヒーや朝食を取りながら人と会うのに最適です。
「Business Insider」より意訳引用
夜は1日の疲れをリセットするためにゆっくり過ごしたいという人も意外と多いもの。そんな人も朝を上手に活用しているようです。
瞑想をして頭をすっきりさせる
特にまじめな性格の人ほど、やるべきことで頭がいっぱいになり、心を落ち着かせるのが難しいものです。成功者の多くは、忙しい1日を始める前に、瞑想や祈りなどを行っています。
「Business Insider」より意訳引用
1日の始まりに清々しい気持ちでいたら、その日良い気分で過ごせた経験は誰しもあると思います。
続いては、成功者が実践している朝の仕事の進め方3つです。
最も重要な仕事をする
誰にも邪魔されずに集中できる早朝の時間を、重要な仕事をする時間にあてています。 朝1番に行うことで、他の要因に関心が奪われるまえに、ひと仕事終えることができます。
「Business Insider」より意訳引用
新鮮な気分のうちに計画や戦略を練る
1日、1週間、1か月の計画を練るのは、時間を管理し、目的地に進むために欠かせません。また朝、長期的なプランを練ることで、その日の優先順位やすべきことも決めることができます。
「Business Insider」より意訳引用
メールをチェックする
時間管理の専門家の中には、メールのチェックは可能な限り後ですべきという人もいますが、成功者の多くが1日の最初にメールチェックをし、緊急な用件や重要な内容のメールに返信しています。
「Business Insider」より翻訳引用
ビジネスにおいて、限られた時間を有効に使って成果を出すには、「いかに頭や気持ちが新鮮で元気な状態で、生産的な仕事を行うことができるか」ということに大きく左右されるというのは、誰しも感じているのではないでしょうか。
その為には朝の時間を活用することは必要不可欠、というのが優れたビジネス人にとって共通の認識であることが分かります。
筆者も朝の数時間はその日最も重要な仕事をする時間にしているのですが、何にも邪魔されず集中することができる朝の1時間は、日中の数時間にも相当するほどの仕事をこなすことができると感じている人は多いようです。
また、仕事の生産性だけでなく、子どもをもってからは、朝早く起きれば最低限、仕事や運動の時間が確保できる......と思えることが、日中に自分の思うように時間が取れない毎日の支えとなっているようにも思います。
どうせ早起きするのならば最大限にその時間を有効に使いたいもの。世界の成功者たちから学べるのであれば、その有効性は間違いなさそうです。
Woman in the morning. Attractive sexy woman with slender body is looking at the sunrise standing via Shutterstock
(白石里美)
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