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アートな秋とあって美術、デザイン、映画など、この時期はさまざまなイベントが開催されます。その中でも特に注目したいのが「舞台芸術」。
舞台の上でおこなわれるものであればすべて舞台芸術のくくりに入るとあって、その表現方法はカテゴリーの定義がなく自由。個人的には、新しいものを求めているときに観るのがおすすめです。
国境もジャンルも超えた、日本最大の舞台芸術フェス
11月1日(土)から池袋エリアを舞台にスタートする「フェスティバル/トーキョー」は日本最大の国際的な舞台芸術フェスティバル。演劇のみならず、ダンスや音楽など境界を軽々と超えて、空間ひとつを作品にしてしまうユニークな作品が世界各国から集められています。
巨匠とタッグを組んだ、平均年齢75歳の演劇集団
photo by 宮川舞子
例えば、11月23日(日)から11月26日(水)に、にしすがも創造舎で上演される「さいたまゴールド・シアター」は平均年齢75歳の高齢者演劇集団。今回は、蜷川幸雄さんとタッグを組んで、清水邦夫さんの「鴉(からす)よ、おれたちは弾丸(たま)をこめる」を発表します。
昨年のパリ公演でも大きな成功を収めた作品とあって、年齢と経験を重ねた劇団員たちがその身体を使ってどう表現するのか、楽しみです。
ピーター・ブルックの最新作も登場
design by AKA
また、20世紀演劇を代表する演出家、ピーター・ブルックは、今年4月にパリで初演された最新作「驚愕の谷」を引っさげて登場。「超記憶能力」や「共感覚」といった、一般の人とは異なった観点で世界を見ている実在の人物たちのエピソードを交えつつ、人間の脳の神秘と奇蹟をたどる冒険が描かれます。こちらは、11月3日(月・祝)から11月6日(木)、場所は東京芸術劇場プレイハウスです。
アートに決まりなし!
「フェスティバル/トーキョー」に参加するのはベテランだけではありません。青森の高校生たちだったり、振付、現代美術、音楽の世界でそれぞれに活躍する80年代生まれの女性3人によるコラボレーションだったりと、若手アーティストの作品もたくさん上演されます。
11月1日(土)、2日(日)のオープニングでは、「フェスティバルFUKUSHIMA!@池袋西口公園」を開催。楽器がなくても、音を出せる道具を持っていれば誰でも参加OK。盆踊りもおこなわれるので、親子や友人など気軽に楽しめるお祭りになっています。
Peter Brook © Colm Hogan
舞台芸術は、「こんなことやっていいの?」や「こんな考え方があったのか!」との出合いの宝庫。既成概念を打ち破ってくれ、今までの考え方に新しい視点をプラスしてくれます。
目の前で、新しいものが現在進行形で生まれていく様子は、ぜひ多くの人に味わってほしいもの。「アートに決まりはない」を実感できることと思います。かつて見たことのない舞台芸術に出合えるチャンスですよ。
[フェスティバル/トーキョー]会期:2014年11月1日(土)〜11月30日(日)会場:東京芸術劇場、あうるすぽっと、にしすがも創造舎、シアターグリーン、アサヒ・アートスクエアほか
(松崎桃子)

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