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コーヒーだけじゃない。アイスクリームにもサードウェーブの流れがきていた

コーヒーだけじゃない。アイスクリームにもサードウェーブの流れがきていた

20141021_icecream_1.jpg「Jeni's Splendid Icecreams」のアイスクリーム「スクープ」。ワッフルコーンもお店で手づくりしている。©Kelsey McClellan

今、コーヒー業界では「ブルーボトルコーヒー」を中心としたサードウェーブの流れが起こっています。こだわりの素材と手間をかけた製造過程、味を最重視するこの流れ。実は、アメリカの定番デザートのアイスクリーム業界にも及んでいるのです。今回は2店を紹介したいと思います。

アイスクリーム界にもサードウェーブの流れ

20141021_icecream_2.jpg©Three Twins Ice Cream

本当においしいコーヒーを届けるという「ブルーボトルコーヒー」と同じ信条を掲げるのが、サンフランシスコ地区にある「Three Twins Ice Cream」。手軽な値段で買える、信じられないくらいおいしいオーガニックアイスクリームをつくる」という同社は、カールとニール・ゴッドリーブの双子兄弟とカールの婚約者・リズの3人で始まりました。

工場から17マイル(約27km)以内の酪農家からオーガニックの牛乳を使うこだわりは、焙煎から48時間以内の豆を使う「ブルーボトルコーヒー」に通じるものがあります。

NYタイムズが絶賛したアイスクリーム

20141021_icecream_4.jpg写真左:創設者のジェニ・ブリトン・バウアーさん。写真右:季節メニューの「スイートポテト・ウィズ・トーチト・マシュマロ」。©Kelsey McClellan

次は、筆者がこのトレンドの筆頭に挙げたい「Jeni's Splendid Icecreams」です。オハイオ州コロンバスを拠点に店舗を展開していますが、一部のスーパーでも買えるようになり全国的に知られるようになりました。

ニューヨーク・タイムズ紙に「比類なきクリエイティビティ」と絶賛されたジェニさんが、オハイオ州産の牛乳を始め、できる限り地元産の材料を使って生み出すフレーバーが魅力です。

ウイスキー、クミン、オリーブオイルなど、アイスクリームとは無縁と思われる材料をどんどん取り入れ、工場ではなく店のキッチンで毎日つくるアイスクリーム。ラベルの一部は、創業当時と変わらず手書きという製品は、ジェニという職人の作品と言えると思います。

製造過程とノウハウをオープンに

2つの会社に共通するのは、消費者にノウハウや製造過程を開示しているところ。「ブルーボトルコーヒー」がサイトでコーヒーの淹れ方を細かく説明しているのと同様に、「Jeni's Splendid Icecreams」のサイトでは材料の詳細やアイスクリームの製造過程が紹介されています。彼女は2冊のレシピ本で、自分の職人技を惜しみなく披露してもいて、これは大量生産・大量消費の時代には見られなかった姿勢だと思います。

2社のアイスクリームは、すっきりした口当たりでコクがあり、素材の味が楽しめる。そんな究極のアイスクリームなのです。

Three Twins Ice Cream, Jeni's Splendid Icecreams(ぬえよしこ)

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ぬえよしこ
通算21年のアメリカ生活=テキサス居住歴の東京テキサス人。立教大学英米文学科卒、北テキサス大学院映画専攻修了。映画・航空・教育業界で、ずっと日本語と英語を使っています。ほどほどに都会、ほどほどに田舎、なんでもでっかいダラスで、好きなことや興味のあることを書いています。

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