完璧なボディをもつモデル。その美しさはどのようにして保たれているのか、気になるものです。
そんななか、Miranda Kerr(ミランダ・カー)を始めとするビクトリアシークレットのモデルたちや、アメリカで今1番ホットなモデルと言われるKate Upton(ケイト・アップトン)の身体づくりには、共通する秘密があることを知りました。
スーパーモデル御用達のジム&トレーナー
それは、最近ニューヨークでトレンドになっているジム、Justin Gelband (ジャスティン・ゲルバンド)によるModelFIT。数々のスーパーモデルがこのジムやジェスティンのメソッドを利用しています。ミランダやケイトなどスーパーモデルの身体をつくったその内容を紹介します。
アメリカのウェブサイト「The Cultural Omnivore」によると、
ひとりひとり異なる存在として、生活習慣、健康状態、怪我、遺伝、ゴールに基づき、個々に合ったワークアウトを考案し、「それぞれに与えられた身体をベストな状態にする」ことを目的にしています。
「 The Cultural Omnivore」より引用翻訳
とのこと。
身体に必要なもの意外は口にしない
さらにジャスティンはダイエットについて「栄養が全てです。90%は何を食べたかで決まる」と、その重要性を強調していました。
「Mail Online」では具体的に下記のように紹介されています。
クライアントに会った時、まず最初に「何よりも意識して欲しいのは、身体に必要のないものを口にしないということ。ベリー類を除く糖分、塩分、アルコールはカットし、炭水化物も制限すること」と伝えます。
ジェスティンは、炭水化物を完全にカットするのが最善とは思っていません。代わりに野菜や、玄米、Ezekiel(発芽させた穀物から作られたパン)を食べるようアドバイスしています。ただし、ケイトのようなメリハリのある身体を手に入れたければ、これらの炭水化物を口にするのは週に2回のみです。
「Mail Online」より翻訳引用
とかなり厳しいもの。
近年アメリカでは、不要なものをカットして、栄養素をきちんと取るダイエットがトレンドですが、ベリー以外のフルーツをカットし、玄米など良質な炭水化物も週に2回までと制限するのは、その中でもかなりストイック。
このダイエットは、モデルたちがステージに上がる前に数週間集中的にケアするように、目標の体型に近づくため短期的に行うならまだしも、毎日続けるとなると相当きつそうです。
ジャスティンの言うとおり、糖分やアルコールなどの栄養素を含まないカロリーは、身体にとって不要なもの。また年齢を重ねて代謝が衰えてくると、炭水化物の摂取量によりカロリーオーバーになっている女性も多いようです。
週に2回とは言わなくとも、意識して炭水化物の摂取量を減らすのは、美しい身体をキープしたい女性にとって大切なことと言えそうです。
ワークアウトは激しさや時間よりも「質」
一方でワークアウトに関しては
毎日何がなんでも1時間以上運動すれば痩せるというものではありません。時間よりも質が大事なのです。
「Modelinia」より引用翻訳
と語り、有酸素運動信仰を否定。
身体が激しい運動を求めている日もありますし、座って瞑想やヨガをすることが必要な日もあります。この2つのバランスを取ることが肝心なのです。どちらか一方にかたよってはいけません。
「Modelinia」より引用翻訳
と自身の信念をシェアしています。
「ジェットセッターワークアウト」とモデルたちが呼ぶ、ジェスティンのワークアウトは、旅が多い彼女たちでもホテルの部屋で道具を使わずできます。
時間がない時でも、これらのワークアウトを20分するだけで、続けていく間に身体が変わっていきそうな全身を使ったワークアウトです。
遺伝子に恵まれたスーパーモデルたちでさえ、毎日のワークアウトとダイエットで美しさをキープしていることがわかるジャスティンのメソッド。「美は一日して成らず」を再認識させられました。
[The Cultural Omnivore, Mail Online, ModelFIT]
photo by Getty Images
(白石里美)
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