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おでんと赤ワインの意外なマリアージュも。鍋とワインの合わせ方

おでんと赤ワインの意外なマリアージュも。鍋とワインの合わせ方

お鍋の季節。寒い外から帰宅して、あたたかい鍋を囲む。日本人に生まれて良かったと思うひと時です。

今回は、しゃぶしゃぶ、おでん、すき焼きに合うワインを紹介します。

豚しゃぶなら赤も白も楽しめる

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shabu-shabu via Shutterstock

ワインを飲むときに、豚はとても便利な食材です。脂身のあまりついていない豚は、塩・胡椒をしてシンプルに食すと、ミディアムボディの白ワイン、シャルドネなどに合いますが、調理法、あわせるソース、また部位によって、より軽めの白ワイン、ライト~ミディアムの赤に合わせることが可能です。

豚肉では、白と赤に合うフルコースメニューを作ることができるのです。

ポン酢に合うワインは?

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'12 ファンダン "レゼルヴ デ ザドミニストラテュール"

総生産量の1%強から2%しか輸出されていないスイスワインですが、日本でも最近注目されています。ポン酢で食す場合に特におすすめなのは、シャスラー種から造られるファンダンという白ワインです。

この2012年カーヴ・サン・ピエールのファンダンは、柑橘類、ミネラルのキャラクターが強く、柚子ポン酢にはぴったりです。似たもの同士の組み合わせの例です。今、熟成感が少しでてきて、とろっとした舌触りになっており、とても美味。

ごまだれのときは強めの白を

20141201_nabe_cigalusblanc.jpg'12 シガリュス ブラン

ごまだれのリッチな風味には、より強い白ワインが必要です。

シャルドネか、シャルドネベースのワインが良いです。おすすめは、ジェラール・ベルトランの'12 シガリュス ブラン。ビオディナミ農法で造られています。ミネラルの含み、ピュアでとても豊かな果実味がごまだれにぴったりです。

このワインは、開くのに時間がかかりますので、大きなグラスに注いで空気と接触させることをおすすめします。ボディのあるこのワインには、脂がのって美味しい梅山豚という豚肉がおすすめです。

おでんには軽めの赤を

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Japanese cuisine, Oden via Shutterstock

おでんには、具材が色々ありますが、出汁をたくさん吸っているので、出汁に焦点を合わせてワインを選んでみました。

出汁の旨みにシュール・リー熟成(澱とワインを接触させたまま熟成させる。これによって、旨みがでる。)をした古めのシャンパーニュを合わせるというのもひとつの手です。

あとは、軽めの赤ワインです。特におすすめは、スイスのドールという赤ワインで、これはピノ・ノワールとガメイのブレンドです。若飲みタイプで、熟成が早いため、長い間おいて置かずに熟成感が楽しめ、何かと重宝する赤なのです。

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'12 ドール "レゼルヴ デ ザドミニストラトゥール"

このカーヴ・サン・ピエールの'12 ドールは、現在熟成感がでてきてピノのキャラクターがより強くなっており、出汁の味に合わせるにはぴったりです。タンニンが強くなく、熟成感のある優しい赤と出汁のハーモニーをお楽しみください。

すき焼きに合うおすすめの赤ワイン

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脂ののった牛肉と割りしたに注目しましょう。脂ののった牛肉には、やはりフルボディの赤ワインです。そのなかでもタンニンがぎしぎしあるものより、適度にあって、果実味が前面にでているものが、割りしたに合います

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'11 セコイア・グロウヴ ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン

ぴったりの赤ワインは、ナパ・ヴァレーにあるセコイア・グロウヴのカベルネです。タンニンはしっかりありますが、とてもリッチな果実味と絹のような滑らかな舌触りが特徴のワインです。すき焼きをつつきながら、杯がぐいぐいとすすむこと請け合いです!

今夜はどの鍋とワインにしますか?

ピーロート・ジャパン

ウィラハン麻未)

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ウィラハン麻未
学習院大学仏文科を卒業後、ナパ・ヴァレーにワイン留学し、醸造、マーケティングなどを学ぶ。帰国後、PR会社を経て、外資系ワイン輸入会社に入社。広報部長として23年間プレス&顧客向けワインレクチャー、ワインメーカーズディナーの開催、ワイン研修等を担当。現在は、ワイン&フードスペシャリストとして活動している。シャンパーニュ騎士団シュヴァリエ、ジェラール・ドゥ・サンテミリオン騎士団シュヴァリエ叙任。趣味はホットヨガ、ワイン&フードマッチングの妄想。

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