シャーロット・ロンソンのこなれたカジュアルスタイルの秘訣

2014.12.15

ファッションデザイナーとして成功を収めているシャーロット・ロンソン。

彼女は、作家兼ジュエリーデザイナーでソーシャライトの母と不動産王の父、双子の妹は有名なDJで、兄は音楽プロデューサーという家庭に育ちました。

ロンドンで生まれ、ニューヨーク育ち現在37歳のシャーロット。彼女が自身の洗練されていながらも肩の力の抜けたファッションの秘訣を海外サイト｢WhoWhatWear｣で語っていました。

肩の力の抜けたカジュアルスタイルの秘訣

ーー凍るように寒い日はどのような格好をするのが好き？

重ね着が全てね。今一番気に入っているのは大きめのセーターにベルトをしてジャケットのように着て、ハイウェストのProenza Schoulerのインディゴのジーンズかワンピースと合わせるの。

｢WhoWhatWear｣より翻訳引用

大きめのセーターに細身のジーンズはニューヨークでも冬のお洒落の定番ですが、ベルトをしてジャケットのように着るというのは、シャーロットならでは。早速手持ちのアイテムで真似してみたくなります。

ーー今シーズン一番気に入っているトレンドは何？もう終わったトレンドは？

レースはいつでも定番ね。透け感や切り込みなどのディテールも好き。冬に肌を見せすぎるのは好きじゃないわ。

｢WhoWhatWear｣より翻訳引用

ディテールに凝ったフェミニンなスタイルがャーロット流のようです。ついついシンプルなアイテムばかり選んでしまう人も、ポイント使いすることでトレンドも取り入れやすくなりそうです。

ーー定番のスタイルってある？どんなの？

力の抜けた格好でいたいの。ぐちゃぐちゃの髪とお気に入りの最高のジーンズに、擦り切れたトレーナーをブーツと合わせるの。それか花柄のドレスに厚手のセーターかレザージェケット。

｢WhoWhatWear｣より引用翻訳

カジュアルな格好こそ、センスが求められます。無造作のようでいてお洒落感が漂うというスタイルがシャーロットの着こなしの基本のようです。

綺麗に決めすぎるより、リラックス感があったほうがこなれて見えるのかもしれません

憧れはジェシカ・アルバ

さらに、同じ働く女性として憧れの人を｢Eluxe Magazine｣で次のように語っています。

ーー世の中を変えようとしている人の中で最も憧れるのは誰、そしてなぜ？

ジェシカ・アルバです。自身のブランドを利用して可愛くて、手頃な値段で、誰にでも簡単に手に入る本物のエコフレンドリーな会社を作っているの。彼女がしていることは素晴らしいと思うし、製品もとっても良いと思うわ！

｢Eluxe Magazine｣より引用翻訳

サイドビジネスブームがおこっているハリウッド女優たちのなかでも、自らの信念をビジネスにして数字上でも大成功を納めているジェシカ・アルバですが、自らもエコに気をつけているというシャーロットも一目置いているようです。

ヴィンテージのTシャツなどを組み合わせたオリジナルのスタイルがお洒落な友人達の目に止まり、そこからデザイナーへの道を駆け上がってきたというシャーロット。

現在は自身のブランドに加えて、アメリカの大型チェーンストア｢JCPenneyy｣とのコラボレーションし、より手頃な価格帯のラインも提供するなど、その活躍の幅を益々広げています。

生き生きと仕事をして、自由なスタイルを楽しんでいる姿はInstagramからも伝わってきます。この冬はシャーロットのように、カジュアルな重ね着を楽しみたくなりました。

［WhoWhatWear,Eluxe Magazine］

photo by Getty Images

（白石里美）

白石里美

ニューヨーク在住11年。クリーンな心と体を作るライフスタイルを提案するウェルネスブランド｢ANCIENTICS｣をNYで立ち上げ、マンハッタンとブルックリンのカフェやストアでスーパーフードや日本の発酵食品をアレンジした商品を販売。日本企業向けのプロデュースやコンサルティングも行っている。世界最大の栄養学校Institute for Integrative nutritionでホリスティックヘルスを学び、最新のヘルス・ウェルネス・ビューティー・ライフスタイル情報に精通。ウェブや雑誌でもコラムを執筆中。 Blog / Facebook / Instagram