1. Home
  2. キャリア
  3. 組織にとらわれない働き方が、仕事をもっと面白くする

組織にとらわれない働き方が、仕事をもっと面白くする

組織にとらわれない働き方が、仕事をもっと面白くする

20150122_freeagent.jpgBusiness woman indoor with coffee and laptop taking notes via Shutterstock

どのような働き方をしたいか。

これは、どのような仕事をしたいかと同様、人生にとって重要な問題ではないでしょうか。

終身雇用が崩れて久しいと言われる日本ですが、それでも会社に勤めてお給料をもらうというのが、「社会人」の一般的なイメージ。事実、労働人口の約半分がサラリーマンとして働いています。

しかし、こういったスタイル自体が今後崩れてくるかもしれません。

アメリカで増えるフリーランスな生き方

アメリカでは、弁護士やジャーナリスト、コンサルタント、会計士といったいわゆるプロフェッショナル職に従事している人々が、会社を離れ個人事業主として活動する傾向が多く見られるようになりました。

ゴア副大統領の首席スピーチライターの経験を持つダニエル・ピンク教授著『フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか』(以下『フリーエージェント社会の到来』)には次のような記述があります。

組織に属さない専門職のための支援グループ「ワーキング・トゥデー」は、全米の労働者の約30%がフリーエージェントであるとしている。誰からも命令されることなく、これだけの数の人が従来の労働形態からの独立を宣言したのだ。

フリーエージェント社会の到来』P.46より引用

では、なぜ彼らは企業に属するという安定や、築き上げてきた地位を捨てて、組織に属さないフリーエージェントという生き方を選んだのでしょうか。

「私にとって、フリーエージェントになるというのは自分の目標に従って自分の道を歩む手段だった」と言うのは、ニューヨークの再就職斡旋コンサルタント、レズリー・エヴァンスだ。「アメリカの企業社会には、人が自由に自分の目標を追求できる環境がないと思う」

フリーエージェント社会の到来』P.75より引用

人生に求めるものが社会的な成功であるのなら、大企業の社長を目指すことがひとつの合理的な目標かもしれません。

しかし、「自分が納得できる良い仕事をしたい」「プライベートと仕事のバランスを取りたい」ということを求めると、組織は妨げになるかもしれません。

組織に所属するということは、時間・人間関係・組織論理など様々な制約があることを意味します。ここから解放され、自分のあり方を自由に創造していく生き方を、選ぶ人が増えてきたということなのでしょう。

もちろん、自由であるためには絶え間ない努力が必要になります。絶えず最新の情報を入手し、自分を磨き、市場価値を高め続けなければ、仕事からあぶれてしまいます。

その努力をし続け、自分で仕事をハンドリングできる状態を保ち続けられれば、豊かで充実した人生を満喫できるのかもしれません。

フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか著者:ダニエル ピンク定価:2,200円+税出版社: ダイヤモンド社

(鈴木くらら)

  • facebook
  • twitter
  • hatena
鈴木くらら
経営コンサルタント。ビジネスエグゼクティブとの対話を通じて、企業のビジョンや戦略策定の支援を行っている。人が豊かさを感じられる社会を目指しつつ、自分も愛猫と共に人生を満喫中。美しいものを纏うことが好きで、ブランド品は200点以上、着物の数は30枚以上に。読書フリークでもあり書籍は1万冊以上所持。ブログ

    おすすめ

    powered byCXENSE

    メールマガジンにご登録いただくと、 MASHING UPの新着記事や最新のイベント情報をお送りします。

    また、登録者限定の情報やイベントや座談会などの先行予約のチャンスも。

    MASHING UPの最新情報をご希望の方はぜひご登録ください。