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憧れの犬ぞり体験も。動きまくる冬のカナダ旅

憧れの犬ぞり体験も。動きまくる冬のカナダ旅

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「いつかはやってみたいな」と思い続けていることはありませんか。

筆者は、大人になった今も達成できていないことがいくつもあるのですが、そのなかのひとつが犬ぞりに乗りたい」というもの。その願いを叶えるため、今年2月にカナダのトロントを訪れました。今回の旅は、犬ぞりはもちろん「冬のウィンタースポーツを楽しむ」というのがテーマ。

そこで向かったのは、トロントから車で3時間ほど北に位置するマスコーカ地方です。宿泊先は2010年のG8サミットの会場にもなった格式ある「DEERHURST RESORT(ディアハースト・リゾート)

ここは、湖のほとりに780エーカー(約3.15キロメートル)の敷地を持つ高級リゾートホテルです。スポーツも思い切り楽しみたいけれど、ホテルステイにも手を抜きたくないという女性の願いを叶えてくれます。

夢の犬ぞり体験に大興奮

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今回の旅で筆者が1番楽しみにしていた「犬ぞり」。犬たちのもとに到着すると「これからそりが始まるぞ!」とばかりに、早くも異様な熱気です。ゲストは2人1組になり3、4匹の犬とチームを組みます。

犬種はハスキー犬を中心にさまざまですが、チーム内に頭の良い犬と力の強い犬をバランスよく入れているそう。また、1匹だけメスを入れるのもポイントでそうすると全体がうまく回るのだとか。なんだか人間社会みたいですよね。

出発前に人懐っこい犬たちとコミュニケーションをとって、「進め!」「止まれ!」「まっすぐ!」の3つの言葉とブレーキの掛け方を覚えたらいよいよスタートです。「掛け声さえ覚えたら後は乗っていればOK」というのは甘い考えで、坂道は犬と一緒に駆け上がり、カーブのときは体を傾けて曲がりやすくするなど、まさに犬と人間が一体となってそりを動かしていきます。

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筆者とチームを組んだ犬はかなりの力持ちで、とにかく前へ前へと進みたい様子。少しでも止まると「ねえ、まだ?」と言わんばかりに振り返り、ギャンギャン吠えながら「前に進みたい!」と猛アピール。急な坂道でも、他のグループがそりを押して上っているなか、一気に駆け上がっていきます。

そんな犬の横顔には自信が見えてとても満足そう。1度カーブで振り落とされたのですが、ちゃんとそりに戻るまで待っていてくれました。

犬ぞりに乗っていた時間はだいたい40分ほど。ディアハースト・リゾートのゴルフコースを利用して作られているので、見晴らしのいい丘を越えたり、雑木林を抜けたりと、景観の美しさも見事でした。犬ぞり体験はホテルで予約が可能で、ひとり80ドルです。

アローヘッド州立公園で地元の人たちに混じって雪遊び

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ガイドのミッキーさんが「スケート靴を履いて生まれてきたような人たちだから」とカナダ人のことを評していましたが、その言葉どおり街中にスケートリンクがありました。また、自然の中にもスケート場が。ディアハースト・リゾートのすぐそばにある、アローヘッド州立公園は、冬になると公園内の小道が無料のスケート・トレイルに早変わりします。

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筆者も靴を借り、地元民にならってスケートを楽しみました。自然を利用しているのでデコボコしていたり、雪が乗っていたりとかなりワイルド。もちろん、手すりもありません。1周約1.3キロメートルのコースを汗だくになって滑り終えたころにはなんとかコツもつかめ、2周目は楽しく滑ることができました。でもやはり地元の人はとても上手で、周回遅れにされてしまいました。

また、近くにはうきわのようなチューブに乗って雪の上を滑る、チュービングコーナーもあります。子ども向けだと思っていたのですが、意外なことにはしゃいでいるのは大人たち。ちなみに、数十メートルを一気に滑り終えたあとは、自分の足で丘の上まで登るしかなく、けっこうな運動量になりました。

アルゴンキン州立公園で心身ともにリフレッシュ

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ディアハースト・リゾートから車で1時間ほど、オンタリオ州の北東に広がる「アルゴンキン州立公園」には、ムースやビーバーなどが生息しています。筆者は、公園を守るレンジャー、デイビッドさんの案内でハイキングを楽しみました。

「この雪道を歩くのか......」とひるんだのですが、サラサラのパウダースノーだったので、靴もまったくぬれず、足取りも軽く進むことができました。

「あの木にとまってるのがブルージェイ(アオカケス)で、あっちがグレージェイ(カナダカケス)。鳥ってわかるかな。この足跡は鹿だよ。川が黄色く凍っているのは、松の樹液なんだよ」と、すべての木々と動物について理解しているデイビットさん。何もわからず森を歩くのと、すべてを知ったうえで歩くのとでは、まったく違う時間になります。何事も知ることによって、世界が広がっていくんだなと感じました。

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森の中で、ひまわりの種を手にじっと待っているとブラックキャップドチッカディーアメリカコガラがやっきて、種を食べていきました。「こんなに清々しい気持ちになったのはいつぶりだろう」というくらい、澄んだ冬の空気とともに、心がリフレッシュされた瞬間でした。

ホテルの周りを散策するだけで癒される

20150306_canada2_J4A4977.jpgディアハースト・リゾートの敷地内にもハイキングトレイルがあります。見かけたメープルの木には、シロップを採るためのチューブが。なんでも、ホテル内で使用するメープルシロップは、すべて敷地内で収穫したものなんだとか。ほかにも、スモークサーモンもホテル内の自家製。こちらを作っている姿も見せていただきました。

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ホテルを見渡す丘の上には、原住民イヌイットの道しるべとなる石像「イヌクシュク」が置かれていました。「友情」や「歓迎」という意味を持っていて、バンクーバー冬季五輪のときにはマークに使われたのだとか。丘の上からの眺めが最高で、滞在していた1週間「本当によく動いたな」という達成感を感じました。

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また、帰国後に体重計を測ったところ、なんと3キロ減! 毎日ランチもディナーもワイン付のコースを楽しんでいたのに、体重が減ったなんて驚きです。それほど健康的な旅だったということでしょう。

冬のカナダに行くなら、観光もいいですが、ウィンタースポーツに興じるのもおすすめです。

協力 カナダ・オンタリオ州観光局

photo by 村尾昌美

(美濃羽佐智子)

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美濃羽佐智子
編集者、ライター。出版社勤務を経てフリーランスとなり、2011年から3年間をタイ・バンコクで暮らす。アジアを旅するエディター・ライターユニットTom☆Yamのメンバーとしても活動中。共著に『キレイを叶える週末バンコク♡』(ダイヤモンド社)、『タイ行ったらこれ食べよう!』(誠文堂新光社)。http://www.team-tomyam.com/

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