たまたま見つけたステキなカフェ、アートのような料理、街の景色や夜景......。
ケータイ、そしてスマートフォンのカメラが進化してから、こんな日常のお気に入りのシーンを写真に残すのは当たり前になりました。
でも、なんとなく撮ってみたのはいいけれど、後から写真を確認してみると、残念な出来映えにガッカリなんてこともよくあります。
そんななか、知っているだけでiPhone写真の出来がグッと良くなる撮影テクニックを見つけました。
ピントのあわせ方
平坦な風景を撮影する時は、手前にあるものにピントを合わせると、より大きな被写界深度を生み出すのに役立ちます。この写真では、膨らみかけた気球がそれにあたります。
「iPhone 6 - ワールドギャラリー 」より引用
「被写界深度」とはピントの範囲のこと。深度が大きいほどピントがあう範囲が広いので、全体的にシャープな仕上がりの写真になります。
景色を撮るときは、ただ漠然とシャッターボタンを押していた気がしますが、風景写真を撮るときに使いたいテクニックです。
カメラについている「HDR」機能を使ってみる
ハイダイナミックレンジを使うと、写真をより魅力的にすることができます。この写真では、淡いパステルカラーがアースカラーとのコントラストを生み出しています。
「iPhone 6 - ワールドギャラリー 」より引用
「HDR(ハイダイナミックレンジ)」機能とは、必要以上に明るい部分が真っ白に飛んでしまったり、真っ暗な部分の色がベタッと潰れてしまったりするのを軽減できる機能。iPhoneのカメラ画面の上部中央にHDRボタンがついているのですが、実は、筆者は使用したことがありませんでした。
ボタンひとつで仕上がりがアップするのであれば、利用しない手はないです。
複数のアプリを使う
例えばこの人工の高架橋と木々が生み出す自然の要素といった、対照的な被写体を一緒に撮影すると、力のあるコントラストを表現するのに役立ちます。
「iPhone 6 - ワールドギャラリー 」より引用
確かに、色味やコントラストが不満な場合は、アプリを使って自分好みの写真に仕上げるというのもひとつの手。
兄弟サイト「タブロイド」によると、
撮影時や後からの画像加工に、様々なアプリを利用できるのもスマホならではの撮影スタイル。上の写真でも、SnapseedやVSCO、Photoshop Expressといったアプリを駆使しているとのことです。
とのこと。
また、「iPhone 6 - ワールドギャラリー」には、ほかにもiPhoneで撮影された写真が盛りだくさん。どれも、スマホで撮ったとは思えないほどです。眺めていると、創作意欲が湧いてきます。
知っておくだけで、思わぬ絶景に出会ったときも、完成度が高い写真が撮れそうなテクニック。今回のコツを参考に、ステキな写真を撮れるよう日々研究したいと思います。
[タブロイド]
Lifestyle concept beautiful woman photographed on the smartphone via Shutterstock
(若松真美)
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