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大人こそ、オランダ。デザインの聖地アムステルダムの巡り方

大人こそ、オランダ。デザインの聖地アムステルダムの巡り方

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Famous Red Lights District at evening in Amsterdam, Holland via Shutterstock

「ミッフィー60周年」「ゴッホ没後125年」と2015年はイベント満載のオランダ。チューリップやチーズの国といった典型的なオランダのイメージよりも、もっと先の個性あふれるオランダを教えてくれる書籍が『オランダ・ショート・トリップ アムステルダムから30分で行ける小さな街』。

これまでもオランダの魅力を伝えてきた旅好きユニット「auk(オーク)」が、アムステルダムを中心としたとっておきのオランダを紹介しています。

オランダはデザイン大国

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作家性が高く、独創的。リメイクもしながら素材にもこだわるオランダ流のデザインは「ダッチデザイン」と呼ばれています。個性的なのに生活の中にしっくりはまるのも特徴です。この本では、そんなダッチデザインの魅力が感じられるスポットが目白押しです。

例えばインテリアや雑貨。

アムスはすてきなインテリアショップの聖地です。

(P.36)

と紹介されているとおり、オランダを代表するダッチデザイングループ「ドローグ」によるコンセプトストアをはじめ、家具から雑貨、アクセサリーまでダッチデザイナーの最新アイテムが揃う「FRIDAY NEXT」やカワイイ雑貨をたくさん集めた「ALL THE LUCK IN THE WORLD」など、インテリアの参考になりそうなショップがたくさん登場しています。

専門ショップやミュージアムが楽しい!

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なかには、ちょっと面白いショップ&スポットも登場します。例えば、ネコ好きならここは外せない! "猫好きによる、猫好きのための、猫コレクション"「De Kattenkabinet(猫の美術館)」

貴族の館を使った空間に猫モチーフの作品や雑貨が展示。本物のネコもいるそうですよ! (そういえば、最近アムステルダムに、オランダ初のネコカフェができたそう。そちらと合わせてネコ巡りの旅なんてよいかも)。

続いては、活版印刷専門店「TYPIQUE(タイピーク)」

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名刺もデジタルで素早く作れてしまう時代に、独特な陰影のある文字を創り出す活版印刷の美しさはそれ自体がアートですよね。この店は、アトリエとショップが一体になっていて、お願いすればアトリエも見せてくれるそうです。ポストカードなどをお土産探しにぴったりです

こちらは、シェフ2人が始めたスーパーマーケット「BILDER & DE CLERCQ(ビルダ・エン・デ・クレーク)」

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面白いのは、料理写真の下にレシピカードと材料がすべて並んでいるというところ。レシピカードと珍しい調味料を入手して家でトライするのもまた旅の楽しみのひとつです。

ほか、世界のレシピブックが揃うブックストア「De Sperwer(デ・スパウェア)」や、ピアスなどにもリメイクできそうなボタンが揃うボタン専門店「Knopenwinkel(クノペンウィンケル)」、創業20年の手作り石けんの店「La SAVONNERIE(ラ・サヴォネリー)」なども面白そう。

カフェやフードにみるオランダの多様性

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地元でとれた旬のヘルシー素材を使ったスイーツやキッシュが食べられる女性に大人気のカフェ「De Laatste kruimel(デ・ラーツテ・クラウメル)」をはじめ、ヨーグルト専門店、サラダがメインのおいしいカフェ、グルテンフリーやビーガンにまで対応するオーガニックカフェ、さらには中国料理やタイ、ベトナム、南米スリナム共和国の料理店まで掲載されている本書。

これを見ていると、ほんとに多民族国家オランダの多様性を感じさせられます。また、チーズをたっぷり使ったオープンサンドイッチやダッチビーフまで紹介。今日はしっかり?それともヘルシーに?それが探せる本でもあります。

オランダのソウルフード&スイーツ

オランダの伝統食とソウルフードに関するコラムには、伝統料理「スタンポット」や定番朝ごはん「アウツマイタ-」、フライドポテトの「フリッツ」、ニシンの塩漬け「ハーリング」、オランダ人のソウルフード、コロッケみたいな「クロケット」などが紹介されていました。

面白いのは、王室御用達のパティスリー「Holtkam'p Patisserie(ホルトカンプ・パティスリー)」で、チョコレートや伝統的なスイーツと並んで、なんとクロケットが大人気だそう。こういう発見があるのも楽しいです。

20150507_oranda_holt.jpg他、アムスで1番!と評判の自家製アップルパイが食べられるカフェ「Winkel43(ウィンケル43)」、にはぜひ足を運んでおきたいところです。

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さらに、アムスでも最近増えてきたという自家焙煎コーヒーのカフェ、隠れ家的コーヒーショップ、紅茶専門店なども紹介されているので、コーヒー&紅茶好きはココをたどってみても。

また、この本のもうひとつのポイントは近隣への旅案内。

アムステルダムから30分でいけるショートトリップ

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ミッフィーの絵本が出版されて2015年で60年になります。

ミッフィーが誕生した街「ユトレヒト」は、アムスから電車で約30分。メモリアルイヤーの今年はぜひ足を延ばしておきたいところ。作者のディック・ブルーナ作品を集めた「ディック・ブルーナ・ハウス」を中心に散策、ミッフィーのチョコやクッキーをお土産にするのもよいですね。

20150507_arukumal.jpg他、古いゴシック等の街並がフォトジェニックな「Haarlem(ハーレム)」(ここはお土産物からアンティーク雑貨まで販売している観光案内所に注目!

さらに、160年以上続く薬局、最新ダッチデザイングッズショップや、チーズ市で有名な「Alkmaar(アルクマール)」では、チーズ博物館や木靴ショップ、掘り出し物がありそうなアンティークショップなどこだわりの店が多く並んでいます。

絵本に出てきそうな美しい村「Broek in Waterland(ブルック・イン・ワーターランド)」では湖や教会など美しい街並みを堪能できます。村にひとつしかない雑貨店やレストランがかわいらしくて魅力的です。

どれも、アムステルダムから電車やバスで30分圏内にあるエリアへの旅も丁寧に紹介されています。

他にも、本書では、レアなビールや古着、小物が集まるマーケットや花市、手芸市、お土産探しにぴったりなスーパーマーケット(HEMAやアルバートハインだけじゃありません)、注目のオランダファッション、ブックショップ、美術館などのおすすめスポットは尽きません。

オランダに初めて行く人はもちろん、自分にとってカワイイもの、長く愛せるもの、自分の目で足でそんなモノに出会いたいと思う人には、おすすめの1冊です。

画像提供:『オランダ・ショート・トリップ アムステルダムから30分で行ける小さな街』

20150507_oranda_hyousi.jpgオランダ・ショート・トリップ アムステルダムから30分で行ける小さな街著者: auk(赤木真弓、佐々木素子)価格:1,600円(税抜)発行: SPACE SHOWER BOOKS

(田村のりこ)

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田村のりこ
ライター。旅行会社のグループ会社で販促物の制作・コピーライティングを担当、その後フリーライターに。旅行ガイドブックやリージョナル雑誌、WEBサイトなどを中心に活動中。NY・ハーレムとニューオリンズ、空港、音楽、映画好き。海外から運ばれてくるおみやげ、異国のにおいがココロの栄養。日常の中に旅気分を探しだすことが日々の楽しみ。毎日が旅気分! ブログ>>

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