照りつける太陽に、痛みすら感じる今日このごろ。日焼け止めはしっかり塗っているつもりでも、こう日差しが強力だと、はたして効いているのだろうか......と不安になることもしばしばです。
知っておきたい、紫外線対策の目安
シワやシミ、たるみなど、肌老化の原因の8割近くは、年齢ではなく紫外線の影響によるのものだそう。手軽な防御策は日焼け止めですが、やみくもに強力なものを使ったり、日焼け止め効果のある化粧品をいくつも重ね塗りしたりすると、肌への負担が大きく、肌荒れの原因になります。
肌への負担を減らしつつ紫外線から身を守るには、SPFやPAなどの性質を理解して、ライフスタイルに合わせて使い分けることが大切です。
日焼け防止の目安は「SPF」
肌に日焼け跡を強く残す、UVB対策に効果があります。オフィスワークがメインなら、「SPF30」程度で十分。SPF20で紫外線を90%以上カットするため、それより高い数値のものを使っても効果はあまり変わりません。むしろ、2~3時間ごとに塗り直すことのほうが重要なのだとか。
シミやシワを防ぐには「PA」値をチェック
くもりの日でも窓を通過して肌の奥深くの真皮に到達し、シワやシミを作る原因になるのがUVA。このUVAを防御する値を示すのがPAで、「+」が増えるほど効果が高まります。春以降の紫外線対策には、「PA+++」以上のものを。
知ってた? 衣類で紫外線を防ぐ「UPF」
「SPF」や「PA」は知っていても、知らない人が多いと思われるのが「UPF(Ultraviolet Protection Factor=紫外線保護指数)」。紫外線対策先進国であるアメリカやオーストラリアで注目されている、衣類のUVA・UVB遮断効果の目安です。
UPF値は、素肌のままだと20分程度で肌が赤くなる紫外線量をカットすることを想定しています。たとえばUPF30なら、その30倍の時間、10時間の日焼けを防いでくれる、ということ。日焼け止めと違って、塗り直しの必要がないのが高UPF衣類のいいところです。
16時間耐久!「日焼けしない服」を味方につける
日本では、まだ探すのが難しい高UPFの衣類。そんななか水着ブランド「arena」では、街でも水辺でも着ることができる「Under The Sun」シリーズを展開しています。
UPF値は、最高基準値の「50+」。時間にすると、16時間紫外線を浴び続けても日焼けしないことになります。水着ブランドならではの機能素材で、水に濡れてもすぐ乾く速乾性が魅力。軽くて通気性がいいので、プールに、海に、山にと、夏のレジャーで大活躍しそうです。
女性に特に勧めたいのは、長袖でしっかり紫外線を防いでくれるラッシュパーカー。面倒な日焼け止めの塗り直しから解放されて、リラックスした気分でアウトドアを漫喫できます。
シンプルなTシャツや華やかなフラワーモチーフ、キュートなショートパンツなど、フェミニンなデザインも嬉しいところ。「着るだけ」の高UPFファッションを味方につければ、もっとアクティブな夏が過ごせるかもしれません。
Sexy back of a beautiful woman in bikini via Shutterstock
(田邉愛理)
イベント
おすすめ
JOIN US
MASHING UP会員になると
Mail Magazine
新着記事をお届けするほか、
会員限定のイベント割引チケットのご案内も。
Well-being Forum
DE&I、ESGの動向をキャッチアップできるオリジナル動画コンテンツ、
オンラインサロン・セミナーなど、様々な学びの場を提供します。