「子育てしているからこそできる仕事術がある!」
最近出産したばかりの女性経営者がSNSで発信していた言葉に、衝撃を受けました。
バリキャリと呼ばれる女性が結婚、出産を経て子育てをしながら働くというと、仕事への負荷や弊害ばかりがイメージにあるからです。
出産も育児もめったに出来ない貴重な人生経験
その女性起業家は、下着コンシェルジュとして数々のメディアで活躍しながら美容商品の販売も手がけている、株式会社シルキースタイルの代表取締役社長、山田奈央子さん。
彼女自身、出産を機に同じく子育てをしながら働くワーママとの交流が増え、たびたびママ経営者の会を開いているそうで、冒頭の言葉が飛び出したのも、そんなママ経営者が集まる会でのヒトコマでした。
といたって前向きで、いまある現状を悲観するどころか滅多にない経験として楽しみ、どうすれば成功につながるのかを常に考える経営者脳を、ワーママライフにも生かしています。
妊娠、出産、育児経験が仕事に与えた影響
具体的に、子どもが生まれたことでどんな仕事につながったのか尋ねてみたところ、
とのことで、同時に時間の使い方も上手になったそうです。
なにより山田さんは出産後、「もっともっと子どものために仕事をがんばりたい!」と思う気持ちが高まり、一人目の妊娠時には、産休中にスタッフが食いっぱぐれないようにと、休みに入る前、一年分に相当する仕事を獲得、それは過去最高売上高になったそうです。
山田さんの経験は、職業に関係なく当てはまること。妊娠、出産、育児は、女性のワークライフバランスを一歩ステップアップさせてくれるチャンスであることは間違いなさそうです。
山田奈央子さん
盛岡生まれ、サウジアラビア育ち。上智大学卒業後、大手下着メーカーに入社し下着 の企画・開発・MDを行った後、世界初の下着コンシェルジュとして雑誌、TVなどで下着のアドバイスを行う。著書に『下着の品格』(カナリア書房)。
大学時代の友人と設立した株式会社Silky Styleにて、経営のかたわら、自ら開発、プロデュースも行っている。同時に中小企業庁のグッドビジネスアワードを受賞した大使館プロジェクトPORTの代表などの社会活動にも力を入れ、大使館と女性社長や女性リーダーをつなぐプロジェクトを実施中。2児の母。
image via Shutterstock

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