ふわふわのシフォンケーキ。
独特の軽さと舌触りのやわらかさが好き、という方も多いのではないでしょうか。
そんなアメリカで生まれ、日本でも定番のケーキになってきているシフォンケーキの中でも、注目したいのがエンジェルフードケーキです。
天使のようなふわふわな優しさ
まず、見た目の大きさにびっくり! 食べてみると......、ふわっふわ! とにかく生地が軽く、まるで粉雪のようなきめ細やかさです。それなのにしっとり感も感じられ、まるで杏仁豆腐のようなやさしい香りが口の中いっぱいに広がります。
「FOODIE」より引用
これまでのシフォンケーキ以上にふわふわ食感のエンジェルケーキ。もともとはアメリカの一般家庭で作られていた焼き菓子のひとつだそうです。普通のシフォンケーキとどこが違うのか、その秘密に迫ります。
ふわふわ感の秘密
秘密①断面積の大きさ
「小さい型で焼くと外側の焼き目の割合が大きくなり、中のふわふわ感が少なくなるので奥行きのある大きな型で焼きます」
秘密②背が高いこと
「エンジェルフードケーキの生地はとても柔らかいのが特徴。それゆえ、浅い型で焼くとオーブンの外に出してしばらくすると、すぐにしぼんでお団子のようになってしまうんです。底が深い型を使うことで、縮んでもふわふわが多く残ります」
「FOODIE」より引用
たくさん泡立てて作った卵の気泡をつぶさないように、容量と面積が多い大きな型で焼く。このふわふわ感はそんな工夫で保たれています。オーブンから出した後に型のままひっくり返しておくと、重力に逆らいながら冷まされ、ふわふわがつぶれずに残ります。
材料へのこだわり
シフォンケーキは一般的に卵黄と卵白の両方を使いますが、エンジェルフードケーキは卵白しか使いません。シンプルなだけに素材の持ち味をダイレクトに味わうことができます
卵白のみを使用することで、見た目が本当にきれいな純白色に仕上がります。それだけでも十分美しいのですが、そこにラズベリーなど、色鮮やかなトッピングを加えると、とても華やかで映えるんですよ
「FOODIE」より引用
卵黄の味わいもおいしいですが、卵白だけというシンプルさも魅力的です。とっても大きいので、パーティに用意して数人で取り分け、好きなようにクリームやベリーを飾り付けるのも盛り上がりそうです。
脂肪分がゼロ
卵白、グラニュー糖、小麦粉と、使っている材料には脂肪分が入っていません。脂肪分ゼロだからこそのさらっとした口当たりが特徴で、その軽さについついフォークが進んでしまいます
「FOODIE」より引用
エンジェルフードケーキの特徴のなかでうれしいのは、なんといっても脂肪分がゼロであること! バターやミルクが入らないので、ダイエット中でもぺろりと食べられてしまいます。カロリーが控えめなので、クリームや季節のフルーツをたっぷりとトッピングしてしまいそうです。
シフォンケーキの祖先とも言われるエンジェルフードケーキ。
その真っ白な見た目とふわふわな食感に、天使のやさしさを感じてしまいます。お店でも購入できますが、家族がそろっている休日に自宅で焼いて、できたてを味わうのも素敵だと思いました。
[FOODIE]
(高山江梨)
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