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「母になって気づいた」。ジェニファー・ロペスが国連基金のアンバサダーに

「母になって気づいた」。ジェニファー・ロペスが国連基金のアンバサダーに

シンガーや女優として大活躍中のジェニファー・ロペス。9月23日、彼女に新しい肩書きが加わりました。女性と子どもの権利確保や地位向上を推進する「グローバル・アドボケイト(Global Advocate For Girls and Women)」のグローバルアンバサダーです。

グローバル・アドボケイトは、United Nations Foundation(国際連合基金)が行う活動の一環。国連基金という団体は、日本ではあまり知られていないかもしれません。1998年、実業家で大富豪のテッド・ターナーからの寄付10億ドルをもとに設立した団体で、子どもの健康、気候変動問題、エネルギー問題、女性問題、人口問題など国連が取り組んでいるさまざまな活動に資金提供をして支援しています。

母になったジェニファーが気づいた問題

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46歳のジェニファーには今、7歳になる双子がいます。

母親になったことで、世界中の女性や子どもたちが直面している状況にもっと関心を持つようになったんです。男女平等と医療へのアクセスに関して、しなければならないことはまだたくさんあります。国連基金に参加できるのは嬉しいです。すべての女性や女の子が安全で健康で、教育が受けられ、自分の人生を歩む力を得るために、協力を惜しみません。

United Nations Foundation」より翻訳引用

じつは、数年前からすでにこの重要な問題に取り組んでいたジェニファー。彼女の母親の健康問題がきっかけで、2010年にNPOロペス・ファミリー基金を立ち上げ、女性や子どもの健康や幸福を支援していました。

最初の活動は、男女平等がテーマ

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左からキャシー・カルヴァン、ラーニア王妃、ジェニファー・ロペス、ケイティ・クーリック

グローバル・アドボケイトとしての最初の活動は、今月2日にNYで行われた「gender equality(男女平等)」をテーマとしたディナーでした。ヨルダンのラーニア王妃、アメリカのトップニュースキャスターであるケイティ・クーリック、国連基金の会長であるキャシー・カルヴァンら、パワフルな女性たちがジェニファーを囲みました。

気さくで姉御肌、アメリカでは幅広い層に人気のジェニファー。この活動は世間の関心を集めるに違いありません。自分の影響力を、世界の女性や子どもの権利確保と地位向上のために使うパワフルなセレブ母。アンジェリーナ・ジョリーと共にこれからも要注目のひとりです。

[Daily Mail, UN Foundation]

photo by Getty images

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ぬえよしこ
通算21年のアメリカ生活=テキサス居住歴の東京テキサス人。立教大学英米文学科卒、北テキサス大学院映画専攻修了。映画・航空・教育業界で、ずっと日本語と英語を使っています。ほどほどに都会、ほどほどに田舎、なんでもでっかいダラスで、好きなことや興味のあることを書いています。

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