
日本では、午後のお茶の時間、アメリカならコーヒーブレイク。呼び名は変われど、忙しい私たちの生活に欠かせない午後のリラックスのひとときです。いまでは世界中で当たり前のように行われているコーヒーブレイクの習慣ですが、いつ、どこで生まれたのでしょうか。海外サイト「Mental Floss」に、その背景が紹介されていました。
コーヒーブレイクの発祥は100年前
アメリカでコーヒーブレイクが歴史に登場したのは、20世紀の初め頃。いまから100年ほど前のことです。
1900年頃、(第2次産業革命で労働者の権利確保が進み)多くの工場は、8時間労働制を実施し、労働時間の合間に休憩が設けられるようになりました。
「Mental Floss」より翻訳引用
休憩時間に、労働者はコーヒーを飲んで活力を取り戻したと言われます。都会ではコーヒースタンドやコーヒーマシンが登場して、さまざまなところでコーヒーが飲めるようになります。
自動車業界が推進
それからしばらくして、アメリカの一大産業である自動車業界がコーヒーブレイクを押し進めました。
1960年代、全米自動車労働組合がゼネラル・モーターズ、クライスラー、フォードの3社と交渉した結果、12分のコーヒーブレイクが設けられました。
「Mental Floss」より翻訳引用
わずか12分ですが、工場の従業員にはきっと至福の時間だったことでしょう。
取り入れられた移民の習慣
近代化による労働時間の整備をコーヒーブレイク発祥の一因とする一方で、移民がアメリカにコーヒーブレイクの習慣をもたらしたとする説もあります。
ノルウェーからの移民が多かったウィスコンシン州ストートンという街では、毎年8月に「コーヒーブレイク・フェスティバル」が行われています。記事によると、19世紀の終わり頃、この街のノルウェー女性たちはタバコ工場で働き、仕事の合間に自宅に戻って家事をしたり、コーヒーを飲んで休憩したそうです。それゆえに、ストートンは「コーヒーブレイク発祥の地」を謳っています。
コーヒーブレイクのメリット
そして、現代。交通機関の発達で私たちの行動範囲は広がり、夜遅くまで活動することも多くなりました。それだけに、コーヒーブレイクの習慣をもつことは、午後の中だるみや疲労を解消する上でも、理にかなっていると言えるでしょう。
また、コーヒーは職場での生産性を上げたり、人間関係を良好にするのにも一役買っています。だって、コーヒーブレイクがない職場なんて、想像もつかないし、働きたくもないですよね。
たとえば、有名コーヒーチェーンのスターバックスは世界各国に、68か国に2万2千以上もの店舗を有しているといいます。この数字を見ただけでも、コーヒー文化の広がりを感じずにはいられません。いつでもどこでもおいしいコーヒーは飲めるけれど、やはり仕事の合間の1杯は特別。そんなことを思いながらコーヒーブレイクをとって、この記事を書きました。
image via Shutterstock
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