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フランスの穴場リゾート。モナコ大公が愛した「オパール海岸」の魅力

フランスの穴場リゾート。モナコ大公が愛した「オパール海岸」の魅力

フランスの海といえば、たいていの人が思い浮かべるのは地中海。続いて、南部の大西洋でしょう。けれども、ノルマンディから更に北のイギリス海峡に面した海岸線でも、美しい景色を見ることができます。

フランスの北の海

そのうちフランスの最も北にあたる海岸線がオパール海岸。この海岸のあるオパール海岸の真珠」と呼ばれるのが、Le Touquet-Paris-Plage(ル・トゥケ・パリ・プラージュ)の町で、夏は多くの避暑客が訪れます。

20151021_beach_1.jpg© Olivier Caenen

白い砂浜が延々と続く海岸線以外にも、野生がそのまま残るような姿のParc Nature de la Baie de Canche(カンシュ湾自然公園)や、灯台、博物館など、魅力の多い町です。

モナコ大公のプロムナード

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© Olivier Caenen

アングローノルマン形式の歴史建造物も多いこの町を愛した貴族の中には、歴代のモナコ公国大公も数えられます。特に、故グレース王妃の夫君である、前モナコ大公故レーニエ3世とその父母であるポリニャック伯ピエールとヴァレンティノワ女公シャルロットは、この地を愛し、たびたび保養に訪れていたのです。

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© Ville du Touquet-Paris-Plage

それに敬意を表して、この9月、ル・トゥケ・パリ・プラージュでは、新しく設けた遊歩道に「Princes de Monaco(モナコ大公プロムナード)」と名付けました。

落成式には、現モナコ大公アルベール2世も迎えられ、遊歩道沿いには、彼の母である故グレース王妃の写真も飾られることに

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© Ville du Touquet-Paris-Plage

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© Ville du Touquet-Paris-Plage

アルベール2世は、そのスピーチの中で、幼少の頃、祖父母や父と、ル・トゥケ・パリ・プラージュを訪れた思い出に触れ、懐かしんでいました。

フランスでも、オパール海岸はそれほど知名度が高くなく、地中海と比べると、観光客の人気もずっと低い場所です。その分「穴場」とも言え、夏になると人しか見えなくなる南仏の海と違い、真夏ものんびりと過ごすことが可能な場所です。

実際、あれだけ人気の高い地中海を目の前にしながら、モナコ公国大公が、わざわざ、この北の海を愛でに来ていたという事実が、オパール海岸の魅力を何よりも雄弁に物語っているように思います。

France3

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冠ゆき
山田流箏曲名取。1994年より渡仏。大学院での研究の傍ら、国立大学や専門学校で日本語日本文化講師を勤める。2000年より、ポーランド五年、イタリア三年半、中国四年半の生活を経た後、2013年夏フランスに戻る。旅好きでもあり、今までに訪れた国は約40カ国。六ヶ国語を解する。多様な文化に身をおいてきた経験を生かして、柔軟かつ相対的視点から、フランスのあれこれを切り取り日本に紹介中。

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