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おしゃれ心は不滅。「アラウンド60」のファッション事情

おしゃれ心は不滅。「アラウンド60」のファッション事情

最近では、60代以上の女性がハイブランドの広告に登場するなど、ファッション業界がの50代や60代の女性たちに目を向けはじめました。それでも、まだ多くのブランドのメインターゲットは20代〜30代前半で、40歳以上になると洋服の選択肢が減るような気も――。

そんななか、さまざまな方法でおしゃれを楽しむ「アラウンド60」の女性たちのインタビューを見つけましたファッションに閉塞感を感じたときのヒントになるかもしれません。

若者向けのショップにも入ってみる

年齢が上がるにつれ、自分に合った服を売るブランドが少なくなっていきます。50代後半から60代の「アラウンド60」の女性たちもそれを寂しく感じつつ、自分なりの方法で賢く対応しているようです。67歳のエリザベスさんは、

明らかに若い人向けのお店でも、欲しいものが見つかるわ。たとえば「ユニクロ」は、ドレスやトップスを買うときに愛用しているのよ。

WhoWhatWear」より翻訳引用

と答えています。若者向けのお店でも、ひるまず入っていけばいいのです。

純粋に「好き」を楽しむ

65歳のキャシーさんは、カッティングや素材、サイズなどブランドの特徴を把握し、「Eileen Fisher」や「VINCE.」といったお気に入りブランドから服を買っているそう。

一方、56歳のクリスさんはこう言います。

昔みたいに、お気に入りブランドやデザイナーを持つ必要はないと感じているわ。何かを追いかけることより、何かと恋に落ちることが大事だと思うの。

WhoWhatWear」より翻訳引用

流行に振り回されてしまう若い頃より、ある年齢に達してからのほうが、むしろ純粋に好きなものを楽しめるのかもしれません。

流行よりも、新鮮さを取り入れる

流行をどう考えるべきかについて、明快に言い切ってくれたのは60歳のエスターさんです。

私は、何が流行っているかより、私のスタイルに何が合うかに注目しているの。ファッションの風に流されるつもりはなくて、自分を表現するための面白い方法を探しているだけ。

私にとってファッションとは「今風の服装」ではなく、「私は誰か」を新鮮に保つためのアイデアなの。いつもの見慣れた、でも驚きのある自分の姿よ。

WhoWhatWear」より翻訳引用

この境地になると、流行とは追いかけたりするものではなく、装いに新鮮さをもたらしてくれるアイデア源になっていくのでしょう。59歳のデブさんも、上手にトレンドを取り入れています。

私は身長が低いから、プリントが流行ってもあまり着ないの。着るとしたらクラシックなペンシルスカートに、プリントのブラウスと無地のカーディガンやジャケットを合わせるとか、プリントのドレスを特別なとき用にするとかね。

オーキッド(蘭のような紫色)が流行ったときは、私は絶対に着ない色だけれど、ベルトとネックレスを買って、どちらかをニュートラルカラーの服と合わせていたわ。

WhoWhatWear」より翻訳引用

素材や仕立ての良さを重視する

今回のインタビューで共通していたのが、彼女たちが「素材や仕立ての良いものに惹かれる」ということ。良いものを長く着て、それを小物でアレンジするわけです。

若いときよりも、生地や仕立てが気になるわ。きちんとフィットさせるためにテーラリングにお金をかけているの。アクセサリーや小物でアップデートして、2シーズン以上着られるようにしたいわ。

WhoWhatWear」より翻訳引用

変わったところでは「メガネで遊ぶのも楽しい」という意見がありました。老眼鏡だからって手を抜かないで、むしろおしゃれのチャンスにしたいところ。

私がアラウンド60になったとき、その年代の女性向けの商品が充実しているかどうかはわかりません。

でも、自分の好きなものや似合うものを知っていれば、十分おしゃれを楽しむことができる。アラウンド60の彼女たちはそんなメッセージを伝えてくれているようです。

WhoWhatWear

image via Eugenio Marongiu / Shutterstock.com

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福田ミホ
ライター、翻訳者。アパレル企業、IT企業を経て、フリーランスに。ギズモードで翻訳、ItMamaでライターを担当し、読者の方が前向きになれる情報発信を心がけています。ブログでは、ファッションや語学、ライフスタイルについての情報を共有しています。ニューヨーク郊外在住。

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