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次に来るスーパーフードは、日本人にお馴染みの伝統食品

次に来るスーパーフードは、日本人にお馴染みの伝統食品

栄養価が抜群に高く、美容や健康、ダイエットに効果があると言われるスーパーフード。

チアシードやココナッツオイル等がセレブから火がついてブームとなった後、今やすっかり定番化していますが、「次に来る」と言われ、海外で注目を集めているのが、私たちの食卓にはお馴染みのワカメや昆布等の海藻です。

環境に良く、栄養価に優れた海藻

海藻は世界で最もサステイナブルで栄養価の高い作物のひとつです。海から発生する窒素や亜リン酸、二酸化炭素を吸収し、早いスピードで増殖する海藻は、いわば「食物界の電気自動車」なのです。

The New Yorker」より翻訳引用

と、エコの観点からは海藻が海の生態系を守るために果たしている役割に、また健康面からはその栄養素の高さが絶賛されています。

海では魚の数が急速に減少し、地上では気候変動で農業がダメージを受けている今、起業家や科学者、生産者たちは海藻を次世代の大きな流れにしようという試みを始めています。

Mind Body Green」より翻訳引用

そのため、アメリカで大々的に海藻の養殖・生産拠点を作ろうという動きが既に起きているとのこと。日本やアジアからの輸入に頼らず、アメリカ産の海藻が出回れば、一気にブームとなり広がる可能性も高そうです。

日常的に海藻を食べるのはほぼ日本人だけ

ミネラルやビタミン、食物繊維が豊富な海藻は、たくさん食べても低カロリーなので、ダイエットや健康の強い味方。

日本人にとってはだしをとったり、お味噌汁やサラダ、煮物等、古くからの伝統食として日常でよく食べるものですが、実は昔からこんなにもたくさんの海藻類が食べられている国は日本以外には、ほとんどありません。他の国々では、主に肥料や工業原料として使われてきました。

欧米では「海に浮かんでいるあの海藻」を食べる、というと抵抗がある人が多く、お寿司屋さんでも、カリフォルニアロールでは海苔を内側に巻いて黒い部分が見えないようにしてあります。

海苔の売上げが年間30パーセント増

ところが、世界的なヘルシー志向の高まりによって、じわじわと海藻を食用にすることが広がっているのです。

アメリカでは近年、味付け海苔が低カロリーでヘルシーなスナックとしてスーパーで売られているのを見かけますが、

その売上は年間30パーセント上昇している。

Mind Body Green」より翻訳引用

のだそう。最近では、アメリカ人向けにベーコン味なども出ています。

ただ、アメリカの自然派スーパーに置いてあるひじき等は1袋2,000円以上もして、あまり売れている様子がありません。海藻が健康に良いのはわかっても、一般的な欧米人にはまだまだ食べ方がわからないというのが現状のようです。

日本のスーパーフードたち

昆布をスムージーにする、という大胆なアイデアもあるようですが、今後世界中でブームになるかどうかは、毎日気軽に取り入れるための食べ方を開発できるかにかかっていると言えるでしょう。

アメリカで人気の抹茶のように、日本人にとっての古くからの「当たり前」が、世界では新鮮に受け止められ、トレンドとなっている現在。今後、スーパーフードとして日本の食材が次々に発掘され、世界に広がっていくかもしれません。

The New Yorker, Mind Body Green

image via Shutterstock

田上晶子

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