今、欧米で人気のスーパーフードがゴジベリー(クコの実)とケールチップスです。この2つは、カフェやスーパーなど至るところで見かけましたが、早くも来年ブームになりそうなスーパーフードが発表されました。
世界でもっとも小さい穀物「テフ」
「news.com.au」によると、来年人気になりそうなスーパーフードは、「テフ」という穀物。エチオピア原産で、世界でもっとも小さい穀物とされています。
テフは、鉄分とカルシウムを多く含むため、良いエネルギー源になります。また、血糖値を上がりにくくし、体重コントロールにもつながる食物繊維を含みます。さらに、56グラムのテフは、大きな卵と同量のたんぱく質を含んでいます。
「news.com.au」より翻訳引用
栄養価に富み、低GIで、さらにグルテンフリーです。いまブームのキヌアのように、爆発的に人気になる日も遠くないかもしれません。
アンチエイジングに「ブラッククミンシード」
そして2016年は、ニオイクロタネソウと呼ばれる植物の種子「ブラッククミンシード」もブームの予感です。
ブラッククミンシードはたんぱく質と抗酸化物質を多く含み、「万能薬」とも呼ばれています。空腹時の血糖値を下げ、ガンや心臓病の予防にも良いと言われています。
「news.com.au」より翻訳引用
スープやサラダ、ドリンクに入れて摂取するのだそう。苦味と辛味があります。
ダイエットにもおすすめ「ルピナス豆」
たんぱく質と食物繊維が豊富な「ルピナス豆」にも注目が集まっています。コレステロール値や血圧を下げる効果も期待できるうえに、ダイエットにもよいからです。
「ルピナス豆が入ったパンを食べた被験者は、すぐにお腹がいっぱいになり、また満腹感が長くつづきました。そのため、次の食事は少ない量ですんだのです」と、ラ・トルーブ大学のレジーナ・ベルスキ講師は言います。
「news.com.au」より翻訳引用
満腹感が増し、食事の量が減るのはうれしいかぎりです。ルピナスは日本で園芸用の花として売られていますが、実は毒性を含むため、食用として売られているもの以外は食べないようにしましょう。
このほかに次は、海草がブームになるという説も。来年はどんなスーパーフードが流行るのか、注目です。
Top image, teff, black seeds, lupines via Shutterstock
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