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ぽっこりお腹とセルライト脚の「リアル」なモデルたちを採用する企業

ぽっこりお腹とセルライト脚の「リアル」なモデルたちを採用する企業

なめらかな肌に、スリムな身体。これまで「モデル」といえば、そんな細身の女性を指すことが多かったと思いますが、あえて「リアルな女性」を広告に採用した企業があります。

それが、オーストラリアの大手衣料品店「Target Australia」です。先日発表されたクリスマスカタログで、お腹がぽっこりした女性や、太ももにセルライトがあるように見える女性たちをモデルに採用したことで、SNSで拡散、国内の反響を呼んでいます

「普通」について考えさせられる

はじめてこの広告を見たとき、私はびっくりしてしましました。これまでモデルといえば、キュッと締まったウエストに小さなお尻、長い手足の女性が「普通」だと思っていたからです。

けれど、オーストラリアではサイズ16(日本のXXLサイズ)の女性もわりと普通。日本でもその傾向はありますが、細すぎるモデル体型の女性のほうがめずらしいのです。

この広告を見て、改めて「痩せているのが普通」と思い込んでいた自分に気づかされた気がしました。

目的は、女性の多様性を推進すること

この広告を作った意図について、「Target Australia」社の広報クリスティン・レイモンズさんはこう言います。

これまで我が社は、女性の多様性を推進し、すべての女性を祝福することに尽力してきました。そのため、この水着のカタログに対してソーシャルメディア上で素晴らしい反応を得たことに感動しています。

news.com.au」より翻訳引用

ターゲットのショップに行くと、日本のように太めのサイズのコーナーはなく、同じ服のラックに8サイズから22サイズまでが並べられているのに気づきます。こんなところにも、女性が体型を気にしすぎずに服を選べるような配慮がされているように感じました。

男性向けのサイズ展開も増やす

また、ターゲット社は今年8月から「エブリ・ボディ」キャンペーンと題し、店頭にサイズ16のマネキンを置いたり、さまざまな体型の女性をテレビCMや広告に登場させてきました。このことについて、クリスティンさんは、

この取り組みは小さなものですが、女性にとって「手頃で、手に取りやすく、身近」な品質の良いファッションをつくるという我が社の方針を活性化するものです。

news.com.au」より翻訳引用

と言っています。また、ターゲット社は女性向けだけでなく、男性向けの服でもサイズ展開を豊富にし、ぽっちゃり目の男性モデルを採用もしているよう。

「ファッションは我慢である」とか「痩せている人に着て欲しい服」という信念のもと、あえて小さめのサイズの服だけを出しているブランドもありますが、個人的には、体型の多様性を認めるこのようなブランドが増えて、いろいろな人がファッションを楽しめるようになればいいなと思いました。

news.com.au

image via Shutterstock

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