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75年間のリサーチで判明した「幸せな人生」のコツ

75年間のリサーチで判明した「幸せな人生」のコツ

新しい年を迎えていろいろ抱負はあるけれど、やっぱり健康で幸せな1年にしたいと思います。幸せな生活、そして幸せな生涯を送るのに大事な「要素」について語った「TED」のスピーチがあります。

75年も続いているリサーチからわかったこと

昨年11月にマサチューセッツ州で行われたこの講演のスピーカーは、ハーバード大のロバート・ウォルディンガー氏。彼は、75年間にわたる「Harvard Study of Adult Development」調査の4代目の責任者です。

調査は、1938年からハーバード大学の大学生とボストン最貧困地区の青年たちをずっと追跡しているもので、これだけ長い間続いている調査は世界でも珍しいそうです。

このリサーチからわかったのは、幸せで健康な人生には「良好で頼れる関係」が、他の何よりも大事だということでした。

具体的には次の3点が挙げられています。

1.家族や友人とのつながりが強い

家族や友達、コミュニティとの社会的なつながりがより多い人は、そうでない人よりもより幸せで、健康で、長生きしていることがわかりました。

youtube」より翻訳引用

自分で望んでいるよりも社会的なつながりが少なく、孤立して生きている人は、幸福度が低く、心身の健康も早く衰えるそうです。

2.身近な関係のクオリティが高い

身近な人間関係といっても、友達の数やコミットメントの度合いではなく、そのクオリティが重要です。コミットしているパートーナーシップでも、愛情がなければ質の高い関係とは言えません

例えば、愛情に欠け、争いの多い結婚生活は、健康にとても悪いことがわかりました。離婚するよりおそらく悪いでしょう。良好で暖かい関係の中に生きているのは、守ってくれるものなんです。

youtube」より翻訳引用

3.良好な関係は、脳の健康にもよい

80歳代で他人と強固な関係にあることは、保護的なんです。つまり、いざというとき、頼れる人がいると感じられる関係にある人たちの記憶力は、より長い期間、よりしっかりしています。

youtube」より翻訳引用

毎日 ケンカばかりしている老夫婦でも、いざという時はお互いに頼れるという信頼があるかどうかが、心身の健康に深く関わっているそうです。

講演は「良い人生は良い人間関係によって築かれる」という言葉で終わっています。これに、すべてが集約されています。

そう言われてみればそうだと思うのですが、忙しい毎日を過ごしていると見失いがちなポイントです。今年は、身近な関係をよりよくしたり新しい縁を大事にするために、意識して時間やエネルギーを注ぎたいと思ました。

[TED, youtube]

image via Shutterstock

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ぬえよしこ
通算21年のアメリカ生活=テキサス居住歴の東京テキサス人。立教大学英米文学科卒、北テキサス大学院映画専攻修了。映画・航空・教育業界で、ずっと日本語と英語を使っています。ほどほどに都会、ほどほどに田舎、なんでもでっかいダラスで、好きなことや興味のあることを書いています。

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