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使い方からおすすめの味まで。プチ贅沢を味わうNYのデリ入門

使い方からおすすめの味まで。プチ贅沢を味わうNYのデリ入門

ニューヨークの街を訪れると必ず目にするデリの風景。旅行中、レストランに飽きたときにも気軽に立ち寄れて、食欲や気分に合わせて好きなものを好きなだけ買えるデリは、絶対に訪れたい場所です。

ニューヨーカーのデリの利用方法

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街角で見かける、日本で言えばコンビニのように食品や新聞、生花を扱うような庶民的なデリから、大手スーパー内のデリコーナーまで利用の仕方はほぼ同じで「量り売り」です。

さまざまな種類の料理が並ぶディスプレイから、食べたい量に合ったサイズの容器をとり、好きなだけ詰めていきます。紙製の容器のほかプラスティック製の容器の店もあり、それらは密封容器として再利用もできるので、便利です。

複数の種類をひとつの容器に入れてもOKですが、サラダはサラダでまとめたり、味の強いもの同士は同じ容器に入れないなど、美味しくいただくには味のハーモニーを考えて詰める工夫も必要。

お店によっては温かい料理と冷たい料理の価格が違うこともあるので、それらも容器を分けたほうが無難です。

そして、食べたいものが詰まった容器を、レジへ持っていけば終了。アメリカのレジスターには、秤(はかり)が付いていることがほとんどなので、そこで計量し、支払いまで一気に済ませることができます。

オーダーの単位は「ポンド」

また、老舗スーパーのデリコーナーはセルフでない場合も。ナンバーが刻印された紙を取り、自分の順番を待ち、欲しい種類と量を伝えます。

その場合に覚えておきたいのがアメリカでの量り売りは単位がポンドであること。1ポンドが約450グラムと覚えておくと良いでしょう。ハーフポンド、クォーターポンドなんていうオーダーもアリなのでご安心を。

使い捨てのナイフ、フォーク、そしてナプキンはどのお店でも用意があるので、別途購入する必要はありません。

試してみたい定番メニュー20160217_deli_2.jpg

せっかくニューヨークに来たのだから試してみたいのが定番メニューです。とくに、デリはサラダ系の種類が豊富なので、野菜不足になりがちな旅の途中に活用したいところです。

最近、どこのデリでも見かけるのがスーパーフードであるキヌアやケールを使ったサラダや、ガルバンゾーやレンティルなどの豆を使ったサラダ、そして美容に嬉しい栄養の詰まったビーツのサラダなどです。

キヌアや豆系のサラダは満腹感があるので、それだけでランチにもなります。また、日本ではあまり見かけないビーツはニューヨークで人気の食品で、見た目ほどクセのない味とほっこりとした食感にハマってしまうかもしれません。

メイン系で定番といえば、マック(マカロニ)&チーズ。マカロニをチーズのソースで絡めた、グラタンの簡単バージョンのような料理で、いわばアメリカ人のおふくろの味。店によっては、トリュフオイルの風味を効かせたり、チーズにこだわっていたりと特色が表れやすいのもこのメニュー。食べ比べてみても楽しいかもしれません。

それから、外せないのがミートボール。日本のお弁当に入っているものの2倍以上と言って良い、立派なサイズのミートボールにバジルの効いたトマトソースがかかっているものが定番です。薄く切ったバケットをソースに浸しながら食べるのは至福のひとときです。

NYの冬に欠かせないスープ

それから忘れてはならないのが、スープ。とくに冬場、気温がマイナスになることも珍しくないニューヨークでは欠かせません。

ニューヨークといえば、「マンハッタン・クラムチャウダー」と呼ばれる、ミルクの代わりにトマトを入れたさっぱりとしたクラムチャウダーが有名ですが、もっと地元の人の生活に根付いているのがチキンスープ。風邪をひいて食欲のないときに食べる、日本のお粥に当たるのが、このチキンスープです。

エッグヌードルが入った、チキンヌードルスープはお腹に優しく、食欲のないときもスッと身体を温めてくれます。そのほか、ユダヤ系デリの定番、マッツァー・ボール・スープ(クラッカーのようなパンでつくった団子の入ったスープ)も、日本ではほぼ見かけないので試してみる価値ありです。

知っておきたい老舗デリ20160217_deli_3.jpg

マンハッタンの街中にたくさんあるデリですが、なかでもおすすめは、老舗スーパーの「ZABAR'S(ゼイバーズ)」や「Citarella(シタレラ)」のなかのデリコーナー。地元のマダムに混ざって惣菜を選べば、ニューヨークの贅沢な日常を味わえます。

ヘルシー志向の人にはオーガニック・スーパーの「Whole Foods Market(ホールフーズマーケット)」もおすすめ。ここの魅力はなんといっても品数です。スウィーツのコーナーまであるので目移りしてしまいそう。

そして、ゼイバーズ系で店舗の多い「Eli's Essentials(イーライズ・エッセンシャルズ)」は、デリがメインなので急いでいるときに便利です。

また、メトロポリタン美術館やグッゲンハイム美術館などのアート散策の際におすすめなのは「Yura on Madison(ユラ・オン・マディソン)」。意外と気軽に入れるお店の少ないエリアなので、いつも観光客で賑わっています。

ニューヨークで生活する私自身もひとりときの食事や、自炊する気力のないときなどに活用しており、ニューヨーカーの生活に欠かせない存在のデリ。この街には世界屈指の魅力的なレストランもたくさんありますが、気候の良い日にセントラルパークなど緑の美しい公園で楽しむデリのご馳走は、何物にも代えがたい、ニューヨークの醍醐味です。

ZABAR'S, Citarella, Whole Foods Market, Eli's Essentials, Yura on Madison

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神田朝子
NY系東京人のライター/ピアニスト。 立教大学法学部を卒業後、外資系メーカーに勤務。2009年に渡米し音楽修行の傍らライターデビュー。2018年春に帰国。 得意分野はファッションやトレンド。楽しいことを探して東京を漂流する様子はInstagramでほぼ毎日更新中。 英語で学ぶ音楽教室「epiphany piano studio」主宰。

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