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OpenTableが全米トップ100レストラン発表。口コミ人気はあの店

OpenTableが全米トップ100レストラン発表。口コミ人気はあの店

本当に満足度の高いレストランは、定番の有名店だけじゃない。

最大10連休になるゴールデンウィークを目前に、レストラン予約サービス「OpenTable」から米国のレストランランキングが発表されました。全米のあらゆる地域のOpenTableに登録されているレストランの中で、500万件以上の評価・口コミを元に上から100位以内に入ったお店をリストにしたものです。

このリストの見どころは、Forbesも指摘しているように、ザガットやミシュランとは顔ぶれがだいぶ違っているところです。たとえばニューヨークでは、ジャン・ジョルジュやPer Seといった超高級店がたいていランキング上位に入るのですが、そういった常連がほとんど見あたりません

OpenTableは、全世界で毎月1800万人以上がレストラン予約に利用するというメジャーなサービスです。またOpenTableのレビューは実際予約した人がレストラン利用後に書き込むものなので、サクラや荒らしでない、実体験に基づく内容が期待できます。

そんなユーザーが本音で選んだ米国のレストランはどんなところなのか、ピックアップしてご紹介します。

ニューアメリカン/アメリカンが上位を席巻

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ニューヨークシティ Beauty and Essex

トップ100の内訳を料理のカテゴリで見ると、もっとも多かったのは「Contemporary American」(18店)。「ニューアメリカン」とも呼ばれるジャンルで、フレンチやヌーベル・キュイジーヌ、そして伝統的アメリカ料理をベースにしつつ、南米や地中海、アジアなど世界中の調理法や食材を取り入れたものとされています。

たとえばニューヨークでは、(OpenTableのカテゴリでは「Tapas / Small Plates」になっていますが)「Beauty and Essex」がそれにあたります。入り口がレトロなギターを壁に並べた質店になっていますが、そこを一歩入ると優雅なラウンジという独特のセッティングに驚きがあります。

メニューはロー・バー(生牡蠣など)やステーキといったクラシックなものを押さえつつ、人気なのは小さなグリルドチーズをスプーンにのせてトマトスープに浸した創作的な前菜や、ロブスターのタコスなどです。ワインなど飲み物も充実していて、ゆっくりと夜を楽しむのにおすすめです。

「Contemporary American」の次に人気だったのは「American」(15店)。こちらは伝統的なアメリカ料理のことで、たとえばニューヨーク・ハーレムの「Red Rooster Harlem」の看板メニューは「Fried Yardbird」という巨大フライドチキンとコーンブレッドです。こちらもカクテルやグラスワインの種類が豊富で、ライブ音楽演奏があったりもするので、コンフォートフードとともにお酒を飲み、ハーレムの雰囲気も楽しめる場所になっています。

イタリアンやスシも健闘

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ニューヨークシティ Santina

ニューアメリカンとアメリカンに次いで多く見られたのは、イタリアンとスシ(各9店)でした。ただイタリアンに関しても、いわゆるパスタにピザというイメージではありません。

たとえばニューヨークからランクインしたSantinaは、シーフードや野菜の扱いを得意としています。大ぶりの鍋にレタスやフェンネル、ラディッキオなど生の野菜をこれでもかと盛り込んだ「giardinia crudite」はまさに野菜! のインパクト大です。

でももっと人気なのは、ラディッシュの赤とサーモンのオレンジ、香味野菜の緑のコントラストが食欲をそそる「Radish and Salmon」、Butternut Squash(カボチャの一種)を焼いてピンク胡椒を散らした「Squash Carpaccio」など、彩り豊かなメニューです。パイナップル形のマグで供されるカクテル、ガラス張りのエクステリアなど、料理も雰囲気も明るく爽やかな印象です。

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イリノイ州セントチャールズ Shakou Sushi

一方、アメリカのスシ店は、創作的な巻物や寿司以外のメニューが豊富なのが日本の寿司店との大きな違いです。今回トップ100に入ったところでも、たとえばシカゴ周辺で3店を展開するShakou Sushiでは、20種類もの創作巻の他に伝統的な寿司メニュー、さらに天ぷらやステーキまでもがそろいます。また飲み物はやはりビールやワインだけでなく日本酒も数多く提供していて、モダンな空間の中でスシを中心とした和食とお酒をゆっくり楽しめるのがポイントのようです。

ますます多様化するアメリカの食

今回のOpenTableのトップ100レストランは、アメリカの多様な食も反映しているようです。上に紹介した以外で数が多かった料理カテゴリは、「Asian」(6店)、「Mexican」(5店)、「International」(4店)、「Japanese」「Pizzeria」「Steakhouse」(3店)となっていて、それ以外はすべて2店以下です。ランクインしたレストランのカテゴリは29種類に及びます。

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ルイジアナ州 Shaya

では逆に1店だけランクインしたカテゴリとそのレストランはどんなものかというと、たとえばニューヨークにあるChineseの「Buddakan NY」がそれにあたります。

ここはいわゆる中華料理のイメージを裏切る、大きなシャンデリアを印象的に配したインテリアに、カクテルやウィスキー、ワイン、日本酒などあらゆる飲み物がそろい、ゴージャスな気分でお酒を楽しめます。料理は点心や北京ダックといったいわゆる中華料理と、ラム・チョップやステーキといったアメリカンなメニューが混在しますが、どちらも高評価です。

もうひとつ、いま注目されている料理のひとつがイスラエル料理です。ルイジアナ州ニューオーリンズの「Shaya」は、イスラエル料理を「北アフリカや中近東、東欧、トルコ、ギリシャのモザイク」として解釈してモダンにアレンジしています。ババガヌーシュ(なすのペースト)やルテニツァ(赤ピーマンのペースト)、タブーレ(麦とパセリのサラダ)といった小皿料理をシェアして食べるのが人気のようです。イスラエルで朝食によく食べられるというシャクシュカ(スパイシーなトマトソースに卵を落としたもの)も、次なる朝食メニューとして注目ですね。

以上、米国で本当に満足度の高いレストランの一部をご紹介しました。全体的に、ほど良くこだわりある空間に、ドリンクメニューを豊富にとりそろえ、料理は柔軟にアレンジしつつもていねいに作ってある、というところの評価が高いようです。

全レストランの一覧はこちらにありますので、今年のゴールデンウィークや夏休み、米国に旅行する予定のある方はぜひ参考にしてみてください。

OpenTableForbes

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福田ミホ
ライター、翻訳者。アパレル企業、IT企業を経て、フリーランスに。ギズモードで翻訳、ItMamaでライターを担当し、読者の方が前向きになれる情報発信を心がけています。ブログでは、ファッションや語学、ライフスタイルについての情報を共有しています。ニューヨーク郊外在住。

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