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寄港地の観光もディープに楽しむ。ラグジュアリー・クルーズ【後編】

寄港地の観光もディープに楽しむ。ラグジュアリー・クルーズ【後編】

クルーズ旅行の楽しさがまったく理解できなかった私。鹿児島から上海への船は揺れ、乗船したことを少し後悔したほどでしたが、その翌日、目にした光景に思わず感動してしまいました。

前回上海に来たときは、この夜景を見ながら食事をしたいがためにレストランを探し回った記憶がありますが、このクルーズではそれが簡単に叶うのです。これだけでもじゅうぶん乗った価値があると思ったほどです。

エクスカーションでその土地をさらに知る

寄港地ではエクスカーションプログラムが用意され、ほとんどの乗客が参加するのだそう。海外では、添乗員付きでさまざまな観光地を案内してくれるツアーはあまりないのですが、シルバーシーはエクスカーションの充実度も高いそうです。

シルバーシー クルーズの旅
参加した、ウォータータウンへのエクスカーション

寄港地の主要場所を大型バスで廻るエクスカーション(1人100ドル程度)はとくに人気が高く、ほぼ全員が参加するほど。参加者は「その場所がどんなところなのか知るには一番手っ取り早い」と口をそろえて答えます。なので、毎日のようにエクスカーションに出かけるカップルもいました。

70歳後半の素敵な女性2人は、姉妹で旅をしていました。彼女たちは上海をバイクで探索するエクスカーションに参加しました。

「上海の街を5時間、バイクで移動したの。上海のことをいろいろ知ることができて本当に楽しかったわ」

ひとりはドライバーの後ろにまたがり、もうひとりはサイドカーに乗って風を全身に受け、上海の裏通りをドライブしたそうです。

「夫じゃないから掴まることもできず、大変だったのよ」

バイクの後ろに乗った女性は言います。粋に旅する2人を見て、こんな風になりたいな、なんて思いました。

旅の理由はみなそれぞれ

香港から香港という14日間の旅。この旅を選んだ理由に、乗船期間中に誕生日や結婚記念日があったから、という人もいらっしゃいましたが、ほとんどの人がアジアに興味があったからなのだそうです。

シカゴ近郊から参加した30代のカップルは、意外な理由でこの旅をチョイスしました。

「家族ができる前にアメリカ以外の場所に住んでみたいと思ってるんだ。アジアが良いんじゃないかと思って、このツアーに参加した。ハネムーンにシルバーシーでカリブ海に行ってすごく良かったから、アジアを見て回るにはいちばんいいんじゃないかと思って」

「いい場所は見つかった?」との質問に、「台湾はとっても興味深かったわ」と楽しそうに答えました。

感動的な美食メニューとエンターテイメント

同じようなクルーズがありますが、そのなかでもシルバーシーは、食事とエンターテイメントの質が高いと多くの人が言います。

シルバーシー クルーズの旅
「ザ・レストランのコンセプトは、いつでも誰とでも」

たとえば船内の「ザ・レストラン」では、世界的権威を誇るホテルとレストランの会員組織「ルレ・エ・シャトー」のマスターシェフがプロデュースする食事と、それにマッチしたワインがサーブされます。このほか、極上のディナーとワインが楽しめるエレガントなレストラン「ル・シャンパン」など、4つのレストランがあり、1週間いてもまったく飽きないどころか、今日は何を食べようと、朝からワクワクしてしまったほど。おかげで体重は記録更新となり、目下ダイエット中です。

上海を出航後、霧で18時間の足止めとなり、途中寄港するはずの廈門(シアメン)はキャンセルとなってしまいました。1日多く船で過ごすことになってしまいましたが、エンターテイメントが充実していて、とっても楽しい時間が過ごせました。

ただすべて英語なので、英語圏以外の人は楽しめるのかしら? と観察していると、国によって笑うタイミングが違うことに気づき、それをリサーチするのが密かな楽しみとなりました。

やっぱりクルーズの旅は一番!?

オーストラリアから参加した50歳のカップルは、「いろんな街をまわるんだったら、クルーズの旅がいちばん楽で、安い休暇だと思う」と答えます。

私の友人がハネムーンにヨーロッパを旅したのですが、次から次への移動で疲れてしまい、ホテルに戻っても寝るだけ。そして次の朝早くからパッキングをして次の目的地に向かうので「ハネムーンらしさがまったくなかったハネムーンだった」と言っていたのを思い出しました。

確かに、上海に2晩停泊したとき、昼間はエクスカーションや自由に上海を探索し、夜になるとどこで食べようなどと心配することもなく船に戻り、素敵な夜景を見ながらディナーを楽しめたのですから、こんな楽なことはありません。

通常の海外旅行では、飛行機はビジネスクラス、移動はタクシー、そして五つ星ホテルに泊まるとすると、やはりそれなりの値段がしてしまいます。シルバーシーで旅行すると、快適な客室が移動して次の目的地へと連れていってくれて、食事とすべてのドリンクとチップが料金に含まれているのですから、決して高くはないのかもしれません。

シルバーシー クルーズの旅
朝起きるとまた違う景色がそこに

最終目的地の香港に着くころには、すっかりクルーズの旅にはまってしまった私。これからは余計な出費は抑え、お金をためてペンギンに会いに行くクルーズに乗るぞ! と固く決心をしたのでした。

取材協力:シルバーシー・クルーズ問合せ先:インターナショナル・クルーズ・マーケティング 03-5405-9213

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福永博子
フリーランスでライターや、イベント・テレビのプロデュースを行う。ファッションとアートと観劇をこよなく愛し、世界中を飛び回りながら日々起こっていることを徒然に考える毎日。

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