1. Home
  2. ライフスタイル
  3. 40代だからって大人のふりをしなくていい! 『ヤング・アダルト・ニューヨーク』【今この映画】

40代だからって大人のふりをしなくていい! 『ヤング・アダルト・ニューヨーク』【今この映画】

40代だからって大人のふりをしなくていい! 『ヤング・アダルト・ニューヨーク』【今この映画】

年齢だけはしっかり重ねているものの、心はまだまだ若いままでいるアラフォー女子も多いですが、一歩間違えるとミドルエイジクライシスに陥ってしまう可能性もある微妙な年代。それだけに、20代のときには感じなかった思いや感情を抱いていませんか?

そんな"迷える大人たち"に贈るロマンティック・コメディ『ヤング・アダルト・ニューヨーク』が2016年7月22日よりいよいよ公開。

20160720_movie_01.jpg

NYのブルックリンに暮らすドキュメンタリー映画監督のジョシュと妻のコーネリアは、40代のカップル。子どもはつくらないと決めた2人は自由な日々を楽しんでいるかのように見えてはいたが、人生にも夫婦にも、何か物足りないと感じていた。

評価された前作からすでに8年も経過しているにも関わらず、なかなか新作を完成させられないでいたジョシュは、アートスクールの講師をしながら生活することに。そんなある日、映画監督志望のジェイミーと妻のダービーという20代のカップルと知り合い意気投合。刺激的な彼らに影響を受けたジョシュとコーネリアの生活は大きく変わり、再びエネルギーを取り戻しはじめる。しかし、ジェイミーの映画制作に巻き込まれ、2人は思いがけない結末を迎えることに......。

40代になると感じることとは?

20160720_movie_02.jpg本作を手がけたのは、"ポスト ウディ・アレン"として注目されているノア・バームバック監督。彼自身がミドルエイジということもあり、同世代の監督と出演者が生み出す世界観には共感してしまうこと間違いなし。なかでも、アラフォー女子の憧れとして人気なのは、コーネリアを演じた47歳のナオミ・ワッツ。今回は、若者に合わせようと必死になってヒップホップを踊る姿がとにかくキュート。

そんなコーネリアには共感ポイントが満載ですが、延々と続く友達の子ども自慢についうんざりしてしまうシーンには身に覚えのある人もいるはず。学生時代は、共通の話題に事欠かなかった女友達も、40代ともなると、母親になっていたりいなかったり、仕事をしていたりしていなかったり、それぞれ別々の道を歩んでいるもの。

独身の私が思わず自分を重ねてしまったのは、親になる素晴らしさについて理解はできるものの、そのことに関心がないのではなく、実感がわかない気持ちがわかるから。あまりにいまの自分の世界とかけ離れているため、まるで中学生が大学生の授業を聞いているかのように、うなずくことしかできない経験をした女子なら「わかる!」と言いたくなってしまうかも。

心の年齢は自分で決める!

20160720_movie_03.jpg現在、アラサーとアラフォーの狭間にいる私も気持ちはまさに"ヤング・アダルト"。小さいころは、この歳になったらもっと大人の女性になれると思っていたのに、実際になってみたら、心は20代から止まったまま。でも、その反面どこか大人ぶっている部分もあり、「ちゃんとした大人にならなきゃいけない!」と自分を追い込みそうになるときがあるのも事実。

だからこそ、そんな"迷子の大人たち"にとっては、「はじめて"大人のふり"をやめられた」というジョシュの言葉が痛いほど身に染みてしまうはず。大人になったからといって、無理に大人のふりをしなくてもいいし、いくつになっても若者の気持ちを持てることは、ある意味それだけ心に伸びしろがあるということなんじゃないかとさえ感じてしまうほど。

20160720_movie_04.jpg

歳を重ねるとともに、「大人だから」と常に自分に言い聞かせてしまいがちだけれど、本当は自分の気持ちに素直でいることのほうがもっと大切。

大人だって迷ったり、ときには遠回りしたりしてもいいのだと思うのです。いや、むしろ大人だからこそ、より悩みもするし、より遠回りが必要なのかもしれません。あなたが夢見る大人とは、何ですか?

シネマから学ぶ一言

―"大人のふり"をするのはやめて、"若いつもりの自分"も楽しみながら素直に生きるほうが、大人にとっては大切なこと。

ヤング・アダルト・ニューヨーク

監督:ノア・バームバック

出演:ベン・スティラー、ナオミ・ワッツ、アダム・ドライバー、アマンダ・サイフリッドなど

7月22日(金)より、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国公開

配給:キノフィルムズ

© 2014 InterActiveCorp Films, LLC.

あわせて読みたい

生涯現役の女であるための秘訣がここに。『ラスト・タンゴ』【今この映画】

人生は喜劇。絶対的な「当たり前」はない【阪本順治監督・斎藤工さんインタビュー】

オンナは40過ぎたら、脱ぎっぷりが悪い!【スナック艶】

この記事を気に入ったら、いいね!しよう。

Facebookで最新情報をお届けします。

  • facebook
  • twitter
  • hatena
志村昌美
映画宣伝マンとして洋画や邦画の宣伝に携わったのち、ライターに転向。イタリアとイギリスへの留学経験を経て、日・英・伊・仏のマルチリンガルを目指しながら、現在は海外ニュースや映画紹介、インタビューなどを中心に女性サイトや映画サイトで執筆中。女性目線からみたオススメの映画を毎月ご紹介していきたいと思います! 日々の試写の感想などをつぶやき中:https://twitter.com/masamino_19

    おすすめ

    powered byCXENSE

    メールマガジンにご登録いただくと、 MASHING UPの新着記事や最新のイベント情報をお送りします。

    また、登録者限定の情報やイベントや座談会などの先行予約のチャンスも。

    MASHING UPの最新情報をご希望の方はぜひご登録ください。