関東在住の筆者、今年の台風には驚かされました。ものすごい威力の風雨で、傘は役にも立たず、全身ずぶ濡れで気づいたら眉まで洗い流されておりました。
さて、今日のお悩みは......?
「黒木先生、この秋のトレンド眉ってどんな形ですか? いつも眉の描き方に悩んでいて、失敗すると仕事に行きたくありません。整え方のコツも教えてください」(40歳・会社員)
眉は、左右をなるべく対象に描きたいのに、その難度といったらなかなかのもの。失敗すると外へ出たくない......そのお気持ち、お察しします。
眉のトレンドも、時代とともに移り変わるもの。今回は、この秋の流行とともに、上手にトレンド眉をつくるコツについてお話ししてまいりましょう。
「太眉ストレート」から「中細アーチ」へ
いよいよ太眉の流行に幕が......!? おもしろいことに、メイクのトレンドは繰り返されています。1980年代は、トレンディ女優がこぞってやっていた第1次太眉ブーム。
時代はめぐり、近年また太眉ブームがやってきました。そして、この秋は太眉からまた新たなる形へとシフトしていきます。
それは、ズバリ「中細アーチ」です。ナチュラルな毛流れで、細くしすぎず、また全体的に濃く描きすぎないのは前提ですが、ストレート気味だった昨今の眉から、少し角度のついたナチュラルアーチに変化していきます。
眉頭の整え方に工夫を
1990年代、アムラー世代に流行した「極細眉」は、NGです。当時、毛抜きで眉を抜きすぎて、いまはもう生えてこないという声をよく耳にします。
そんな筆者も、何を隠そうアムラー世代。やはり抜きに抜いていた部分は、生えてきづらくなっています。
この秋の中細アーチの眉は、あくまで"ナチュラル"であることが前提。そのため、大切に育てていただきたいのが「眉頭」。
眉頭の毛がキレイに生え揃い、整えられていると、ナチュラルかつ洗練された眉をつくることができます。
ナチュラルなアーチをつくるため、早々に眉を抜いてしまうことは避けて! いまよりも少し細くしようとする場合は、まずは理想の形をアイブロウペンシルで描いてから、余分な箇所の毛をシェーバーなどでお手入れすることで、うまくいく可能性がぐんとアップします。
眉尻しっかりで「ギャップ眉」
この秋のトレンド眉は、眉頭のナチュラル感に比べ、眉尻は少ししっかりめに描くのが吉。いままでは、ナチュラルを意識するため、ペンシル+パウダーで仕上げていたものを、眉尻には、ジェルタイプのアイブロウアイテムやファイバー入りのものなどを使用してアクセントをつけましょう。
そうすることで、眉頭から眉尻に向かうにつれて変化があり、ナチュラルな立体感も生まれます。
秋冬はとくに、深みのあるメイクが流行る傾向にあります。そのため、適度な抜け感は残しつつ眉をつくりこむことで、メイク上級者の仕上がりに。
この秋は、上質で気品のあるナチュラルアーチ眉をつくりあげましょう!
image via Shutterstock
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