1. Home
  2. ライフスタイル
  3. 緊急提言:痩せたいと願う40代のあなたへ【エリカ・アンギャル愛の言葉】

緊急提言:痩せたいと願う40代のあなたへ【エリカ・アンギャル愛の言葉】

緊急提言:痩せたいと願う40代のあなたへ【エリカ・アンギャル愛の言葉】

ダイエットへの飽くなき探究心はいくつになっても尽きることはありません。そもそも、「痩せている=美しい」という定義はいつ生まれたのでしょう。

巷にあふれるダイエット情報に踊らされ、40代女性にあるべき本来の美しさを見失ってはいませんか?

ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントとして活躍されたエリカ・アンギャルさんに、大人女性のためのダイエットメソッドをお聞きしました。

日本女性は「スキニー=不健康」

20160926_diet_02.jpg

栄養コンサルタントとして、長年に渡り女性の美と健康を支えてきたエリカさんの目に、現代の日本女性はどのように映っているのでしょう。「私がはじめて来日した約30年前に比べ、日本女性のスタイルは大きく変化しました。手足が長く、まるでモデルのようなスタイルの女性が街にあふれていますよね。

私が気になるのはその『痩せ方』です。日本の女性は、スリムというより英語で骨と皮だけの状態を意味する『スキニー』に近く、不健康に見えてしまいます」(エリカさん)ティーンエージャーならまだしも、日本では30代、40代になっても痩せることにこだわり、ダイエットを続ける傾向にあります。その背景には何があると思われますか?「それは、いくつになっても『かわいい』と思われたい、若く見られたいという日本人特有の美意識が関係していると思います。国によって美しい女性の定義は異なりますが、日本人のそれはちょっと異質です。それゆえに、セクシーさやグラマラスといった、大人女性らしい魅力が失われているのではないでしょうか」(エリカさん)

いますべきはライフスタイルを見直すこと

では本来の美しさを手に入れるために、大人女性がすべきことはなんでしょう。「雑誌やテレビなど、巷にあふれるダイエット情報に惑わされないことです。短期間で痩せるといった触れ込みのダイエット法に頼りがちですが、科学的根拠がないものも多く、一時的に痩せてもリバウンドの可能性があります。

また、体質には個人差があるため、みんながみんな、同じ方法で痩せるとは限りません。そんなことを繰り返すよりも、ライフスタイルの見直しからはじめましょう。1週間の集中ダイエットよりも、毎日コツコツ続けることこそが美しさへの近道です」(エリカさん)

カロリーを気にするより食事の「密度」を高めよ

20160926_diet_03.jpg
朝も昼もパンだけ...という日があるのでは?

私たち40代の女性が、積極的に取り入れるべき食事とは具体的にどんなものなのでしょう。「まず、カロリーに縛られないことです。やみくもに食べるということではなく『良質のカロリーを摂る』ことを心がけてください。たとえば炭水化物抜きダイエットが流行していますが、炭水化物を完全に摂らないのは危険です。エネルギーとなる炭水化物を抜くと、脳に栄養が回らなくなり、集中力が低下します。

また、体に蓄積されている脂肪がエネルギーとして燃焼されるため、疲れやすくなることも。ですから白米を玄米に変えるなど、良質な炭水化物を選んで摂取してほしいです」(エリカさん)とはいえ、忙しいキャリア女性。朝はベーグルのみ、昼はサンドイッチという方も多いもの......。「炭水化物だけを摂ると血糖値が急上昇しエネルギーは出るのですが、すぐに血糖値が下がるのでおなかが空き、また何か食べたくなってしまうというデメリットもあります。

大切なのは『賢く食べる』ということです。良質なタンパク質、脂肪、炭水化物をバランスよく摂ることを心がけてください。こうすることで、食後の血糖値を緩やかに保ち、食事の密度を高めることができるので、無理な食事制限をせずとも、美しいスタイルを維持することができるはずです」(エリカさん)

食事は美しさへの投資

20160926_diet_04.jpg

エリカさんはアサイー、マキベリー、チアシードといったスーパーフードを使ったレシピを多く考案されていますが、そういった栄養素はどのように取り入れるべきでしょうか。「スーパーフードもほかのダイエット法と同じで、期待しすぎないこと。みなさんがのぞむ、すぐに痩せる"魔法の食材"はありませんよ(笑)。

食事は毎日コツコツ摂ることで体に蓄積されていくものです。忙しい朝はスムージに入れたり、サラダにトッピングしたりなど、ライフスタイルに合わせて取り入れてみてはいかがでしょう。大切なのは一過性ではなく、継続していくこと。食事は美と健康への投資なのですから」(エリカさん)エリカさんは、長年、和食の素晴らしさを提唱されていますね。「野菜やタンパク質がバランスよく摂ることができる和食はおすすめです。なかでも大豆製品に含まれるイソフラボンは加齢とともに減少する女性ホルモンのひとつ、エストロゲンに似た働きを持つことで知られています。

日本には豆腐や味噌を日常的に摂取できる素晴らしい食文化があるのですから。ぜひ、意識をして取り入れてくださいね。三大栄養素のタンパク質、脂質、炭水化物に加え、ポリフェノール、リコピン、フラボノイドなどのフィトケミカルやミネラルをバランスよく摂れば、過度なダイエットに頼ならなくても、健康的な美しさを手に入れることができますよ」(エリカさん)

HAPPYは美の指標

20160926_diet_05.jpg

食べたいものを我慢したり、体重の増減に一喜一憂したりする日々はもうやめよう。

大人であり、本質的でありたいわたしたちラグジュリーキャリア。目指すべきものは、その先にある、内側から放つ美しさ、そしてしなやかさではないでしょうか。

そんなことに気づかせてくれたエリカ・アンギャルさん。日本人女性に向けたステキなメッセージを寄せてくださいました。「日本人女性は世界でもっともエレガントだと私は思います。奥ゆかしく、とってもタフ。その美しさにぜひ自信を持ってください。美しさとは、食事だけではなく、良質な睡眠、ストレスとの上手なつきあい方など、いくつものファクターが重なることでつくられるもの。そして何より、あなた自身がHAPPYであってほしい―。

自分の価値を知り、受け入れて好きになる気持ちをどうぞ大切にしてください」(エリカさん)次回は、眠れないあなたに贈る、良質な睡眠についてエリカさんにお聞きします。

エリカ・アンギャルさん

オーストラリア・シドニー出身。1985年に交換留学で日本に初来日。以来、伝統的な和食と日本文化をこよなく愛す。2004年から8年間、ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントを務めた。「内側からより美しく、心も身体もすこやかに輝く」をテーマに、美容と健康のためのハッピーなライフスタイルを提唱している。

撮影/土佐麻理子(エリカ・アンギャルさん) ヘアメイク/室岡洋希(ThreePeace)

image via Shutterstock

あわせて読みたい

ヒールからランニングシューズに履き替えて。女40歳、皇居を走る #ラン部

ダイエット中でもセーフ! 睡眠の質を上げるベッドタイム・スナック【眠るための100のこと】

ビジネスで女性は男になる必要はない。IT企業のPRディレクター【キャリアインタビュー in USA】

この記事を気に入ったら、いいね!しよう。

Facebookで最新情報をお届けします。

  • facebook
  • twitter
  • hatena
ねこ りょうこ
情報誌編集部員を経てフリーランスに。ライター、エディターのほか、フードスタイリストとしても活動中。大人女性の粋なライフスタイルをテーマに、さまざまなジャンルを執筆。女性のためのひとり旅応援「旅の記憶」を立ち上げ、自らも国内外へ出かける日々。

    おすすめ

    powered byCXENSE

    メールマガジンにご登録いただくと、

    MASHING UPとGlossy Japanの新着記事や最新のイベント情報をお送りします。

    また、登録者限定の情報やイベントや座談会などの先行予約のチャンスも。

    MASHING UPとGlossy Japanの最新情報をご希望の方はぜひご登録ください。