しばらくセカンドバージンの話が続いたが、さて「いざ、久しぶりの夜!」というとき、また「新しい恋人とイチャイチャ!」という機会が巡って来たとき、ここでもアラフォー女性の苦難が待ち受けている。
今回は「久しぶりの」「新しい恋人と」というテーマで、男友だちとトークをしてみた。そのエピソードをご紹介しよう。以前、「真っ黒くろすけ女」の話を書いたが、それ以外にも男性がアラフォー女性に対して悶々としたものを持っていることが今回判明したのだ。
それは「技をどこで、どこまで披露するか」問題である。男友だちのひとりはこう語った。「妙齢の女性との夜の場合、男性としてもある程度は『経験豊富な女性とのセックス』を期待はしているんだけど......。でもいきなりトップギアに入れられたら、俺はちょっと引くな」
ぎくり。実はこのあたり、以前からモヤモヤしている件だったので、一度男性に本音を聞いてみたかったのだ。
この男友だちの意見を聞くまで、私は「断然、最初からトップギア入れたほうがいいでしょ派」だったのだが、それは間違いだったか......。「アラフォー女性にだけ限定される話ではなく、ほかの女性たちにも言えることでもあるんだけど、初回では、技とかは小出しにしたほうがいいよ」と彼。彼いわく、「男はどんな奴もプライドの塊だから、セックスのときもできるだけ自分がイニシアティブをとりたい生き物なの。まあ、性癖にもよるから、M男はこれには当てはまらないかもしれないけど。だから最初は、できるだけ男性リードに身を任せ、素直に反応するだけでいい。
でもそこに『おお、なんかすごい伸びしろのある女性なのでは......』と期待が高まる"なにか"が垣間見えると、『次もまた会いたい! そしてこの人とイチャイチャしたい!』と思うものなんだよね」最初からトップギアを入れて、持っている技を全披露されてしまうと、男性は頭の隅で、女性の過去の男たちの陰がちらつき、やる気をなくしてしまうのだとか。
また「技をいっぺんに見せられると、もちろんこちらは夢心地にはなるけれども、一方で『これ以上の変化はないな』と思ってしまい、一度のセックスで満足してしまうのもあるかな」と男友だち。男って......複雑な生き物ですね。超面倒くさいですね。しかし、肝心の「伸びしろ感」とやらは、どのあたりのプレイで感じてもらえるのだろうか。
「口でしてもらうときかな。すごいことしなくてもいいの。ただ、その行為をためらわずに楽しんでいる、愛おしい気持ちでやってくれている......というのがわかると、たまらなく快感!
次もまたこの女性とどうにかなりたいと思うし、『このプレイが大丈夫ならば、俺好みのプレイや、俺の性感帯を徐々に教えていけるなあ』と期待が高まる」男もじつは、怖々と体を重ねているのだ。
「俺の技で果たして満足してもらえているのだろうか」「早い、遅い、全然気持ち良くないし......なんて思われていないだろうか」と。
その不安のなか、トップギア入れた女性にリードされてしまうと、気持ちいい一方で「俺としての自信」を見失ってしまいそうになるのだろう。何度も言う。男って面倒くさい生き物ですね。ということで、アラフォー久しぶりの艶の夜は、持っている技を全部披露することなく、小出しに......が正解の模様。
面倒くさいが、徐々に技を披露し、回を重ねるごとに快感を高まってきた......という演出をすると、「俺色に染まってきたな」と男性は気分が良くなるので、ここは女優になってみるのが賢いアラフォーの選択なのだろう。
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