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フェロモン枯渇を感じたら、ガーターストッキングでドバッ【スナック艶】

フェロモン枯渇を感じたら、ガーターストッキングでドバッ【スナック艶】

恋をしばらくしていない。女性ホルモンが枯渇している気がする。

アラフォー、しかも働く女性ともなると、時々「女であること」を忘れる瞬間が多くなる。

これではいかん......とスキンケアに力を入れたり、ヨガったり、服を新調したりしてみるものの、これとて「付け焼き刃」な感じが否めない。少なくともわたしはそうだ。いろいろやってみるものの、体の芯からじわっと「女」が湧き出てくることは、あまりない。

ところが、ひとつだけ「これさえあれば、ドバッと女が湧き出てくる」というアイテムがある。それがガーターストッキングだ。

周囲にはあまり愛用者がいないのだけど、わたしはガーターストッキングのすごい力を30代前半のときに知って、以来こっそりと身につけている。ガーターストッキング。この言葉、その形状を思い起こすだけで、脳内に『ハーレム・ノクターン』が鳴り響く。「こんなエロいアイテムは、特殊な女性が、特別なプレイをするときに身につけるものだろう」と若いころは勝手に思い込んでいた。そんなわたしがなぜ30代の時にガーターストッキングデビューをしたかというと、前回の記事でも書いたように「下着革命を起こして、成熟した女になる」ことを目指したからだ。

初代は、ガーターベルトの留め具でストッキングをパッチンする、クラシックなタイプを選んだ。最初に身につけたときは「こ、これはエロい、エロすぎる!」とひとりで大興奮したものだ。本当に「女スイッチ」がバチッとONになるのがわかった。

ところが、あまりにもムンムンすぎて、当時結婚していたわたしは、それを夫に披露することができなかった。

さっきまでノーメイク&パジャマ妻だったのに、突然ガーターベルトである。自分でもどんなテンションで、それを身につけて夫に披露すればいいのか、まるでわからなかった。

せっかく購入したのでどこかで身につけようとしたのだが、あのころ、薄手の黒いストッキング自体をはくようなファッションをしていなかった。なので、こっそり冠婚葬祭でガーターストッキングを身につけていた。

礼服の下はガーターストッキングなのだ。ウエストあたりがこころもとないのと、スカートのスリットからいわゆる「絶対領域」が見えぬよう、やや内股気味でそろそろと歩く。所作もエロかった、30代の喪服時のわたし。よくガーターストッキングで勘違いされるのが、そのはき方だ。テレビや雑誌では「ショーツのうえにガーターベルト&ストッキング」姿を見かけるが、あれはあくまで見た目を重視した身につけ方。正しくは「ガーターベルト&ストッキングの上からショーツ」だ。

ガーターベルト&ストッキングって「脱着が面倒」と思われがちだが、じつはその逆。本来のはき方ならば、トイレにいっていちいちベルトを外して......という手間はかからないのだ。

ガータ―ストッキングの大きな利点はここ。薄手のストッキングはデリケートな素材で作られているため、脱ぎ着をする度に「伝線」に気を使ってしまう。

ところがガーターストッキングはその心配が少なくなる。なにせトイレに行くたびにストッキングに触れる......なんてことがなくなるからだ。パンツだけをおろせばいい。

ネイルアートを施した爪先と薄手のストッキングの相性は最悪だが、ガーターストッキングならば朝と夜の脱ぎ着だけになるので、伝線のリスクがぐんと少なくなる。

こんな機能的なところも気に入っていた。当時、ストッキングメーカーでPRをしていた女ともだちがいたことも手伝って、あらゆるタイプのガーターストッキングを試した。

一番使い勝手があったのが、ストッキングのレース部分にシリコンなどのストッパーがついているものだ。これならガーターベルトなしで装着できる。

徐々に冠婚葬祭以外でも、デイリーに絶対領域をスカートの下にひそめだすわたし。しかし40代になったいまでも、殿方の前でガーターストッキングを披露することはほとんどない。とくにデートのときなどではいた試しがないのだ。万が一、艶っぽいことになり一晩をともにすることになったとして、ガーターストッキングを見られてしまっては......と思うと、どうしてもためらってしまう。

なぜなら「やる気満々」みたいだから。そもそも、女スイッチを入れるために導入したのだから、「やる気満々」を見られてもいいじゃん、と自分でも思うのだけど、なぜか艶っぽいシーンでは自意識過剰になってしまうのだ。かっこつけしいなのか「その気はなかったけど、あなたの押しに負けたのよ」的な言い訳をどこかでいつもしてしまう。

それなのに脱がせたらガーターストッキングだったら、「おいおい、なんだかんだ言ったって、最初からやる気満々じゃないか」と思われてしまうのが、なんとも口惜しい。

いまでも、引き出しには大量のガーターストッキングがある。最近はとんと出番がない。女スイッチを入れねば......と焦る気持ちもなくなっていて、やばい状態だ。

一度、いまのパートナーに「じつはね、ガーターストッキング、持ってるんだ」と伝えたことがある。「おお、いいね! 履いて履いて!」と彼は喜ぶのだが、「じゃあ、いまから履いてくる!」と立ち上がると、「え? いまから? そういうのはつまらん。ふいうちのガーターストッキングじゃないと面白くない」と言われて、そのままになっている。

男性にとって、ガーターストッキングは「脱がせたら、思わぬ展開が!」という、大きなオマケみたいなものなのかもしれない。最初から「オマケつきだよ」と言われたら興味が半減するのだろう。

ということで最初に戻るが、女スイッチを入れるなら、ガーターストッキングは超お手軽にONできるアイテムなので、ぜひ大人の女性こそ身につけてほしい。

所作が変わるので、どうしたって「ムンムン」な雰囲気がこぼれ出てしまうから。ぜひお試しを。

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