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わたしアップデート 2017

40代から、いよいよ自分のためのネイルが楽しくなる【キャリアビューティ】

40代から、いよいよ自分のためのネイルが楽しくなる【キャリアビューティ】

顔以上に年齢が出やすいとされている「手」。シワやシミが気になりはじめ、以前のようにマニキュアやネイルアートを心から楽しめないという大人女性は意外と多いのでは?

誰のためでもない、手元を美しく保ち、意識を傾けることは大人としてのたしなみ。いまの自分らしいネイルとはーー。

カフェグローブの編集長がマニキュアリスト・井上由美さんを訪ねて、大人のためのネイルカラーとケア方法をお聞きしました。

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井上さんがオーナーを務める「Hands-On」は、南青山の閑静な住宅街にあります。

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「仕事にプライベートにと忙しい大人女性が、心からくつろげる空間を心がけました」(井上さん)

白を基調とした店内は、木のぬくもりが感じられ、まさに大人のためのサロンという雰囲気。座り心地の良い椅子に身をゆだね、手のお手入れをするマダムたちのおしゃべりがいまにも聞こえてきそう。

どう楽しむ? 40代からの指先のおしゃれ

女性が40代を迎えると、自分に似合うもの、心地良いものがわかるようになります。

ベーシックをキープしつつ、シーンや気分に合わせてアクセントになる小物をチョイス。年齢を重ねることで流行にだけ左右されないコーディネートを楽しむ術を、わたしたちラグジュアリーキャリアは身につけてきました。

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「ネイルも同じこと。デコラティブなアートを楽しむ時代は過ぎても、大人には大人にふさわしいネイルの楽しみ方があります。毎日鏡の前で洋服をコーディネートするように、指先もカラーリングでおしゃれを楽しんでもらいたいですね」(井上さん)日本のネイル業界を牽引してきた井上さん。ネイルの本場であるアメリカでは、ネイル歴30~40年という50代、60代のマダムたちが思い思いにネイルを楽しんでいるといいます。「日本のサロン事情は、どちらかというと提案されたデザインを受け入れる傾向にありますが、もっとわがままになっていいんです。

かつて私が訪れたアメリカ西海岸のサロンは、マダムたちが『こんな色にしたい』と思いを伝え、マニキュアリストがそれに応えてアイディアを出して......とカジュアルにやり取りする雰囲気で。それがとても新鮮でした」(井上さん)その気風を日本にも持ち込みたくて、井上さんは、大人のためのサロンづくりを目指してきたという。では、そんな井上さんのサロンに通う大人の女性たちは、どんなカラーを好むのでしょう?「人気はベージュですね。ただ、ひと口にベージュといってもヌーディなものからこっくりとしたダークなものなどいろいろ。

セルフネイルの場合、ベージュは3色を揃えるのがおすすめです。ベージュは濃淡によって驚くほど印象が変わりますから。その違いを理解し、"自分の色"にしていくのも、大人ならではの楽しみかたではないでしょうか。季節にあわせて濃淡を変えるのも楽しいですよ」(井上さん)キーボードやスマートフォンを操作する指先、書類を手渡すときの手元。改めて考えてみると、手をもっとも多く目にするのは自分自身です。年齢に束縛されず楽しむことで、「自分のためのネイル道」が見えてくるのかもしれません。

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この日、井上さんの爪に塗られていたのは鮮やかな赤。シンプルなコーディネートにアクセントとして映える赤の美しさといったら! 思わず見とれてしまいました。「赤が似合うようになったのは大人になった証拠。派手に思われがちですが、爪という小さな面積なら主張しすぎることはありません。

単色ももちろん素敵ですが、赤とベージュという2色使いも洗練された印象を与えます。躊躇せず、ぜひ自分に似合う赤を見つけて楽しんでください」(井上さん)

女っぷりを上げる、手元のケア

手元が美しい人の所作は、はっとするほど美しく見えるもの。シンプルなカラーリングでも、ハンドケアが行き届いているだけで自分自身をアップデートしてくれます。美しい手元を保つためにはどんなケアが必要なのでしょう。「顔と同じように、手は常に外気や紫外線にさらされています。基本は顔と同じように保湿をたっぷりしてあげることが大切です。

こまめにハンドクリームを塗っているつもりでも、気がつくと手がカサカサになり、爪が割れやすくなったりすることってありますよね。

それは保湿が足りていない証拠。手を洗うたびにハンドクリームを塗る、夜は少し丁寧にハンドとネイルのケアをしてあげてください」(井上さん)

見えない場所、フットケアへの気配り

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素足になることが多い夏が終わるとつい、おろそかになりがちなフットケア。これまで多くの女性たちのきれいに寄り添ってきた井上さんいわく、オールシーズン足の手入れをしている女性は輝いているといいます。「他人に見ぜずにもいられる足元は、手元以上に"自分のためのケア"になります。それこそが大人であることの証。メイクや服に頼らずとも、手や足元を丁寧にケアすることで品格をまとうことができます。

また、手の爪にくらべ、ペディキュアは大胆で思い切ったデザインを楽しむことができます。そのためにも、ペディキュアが映えるフットケアを意識したいですね」(井上さん)

セルフネイルとサロンネイルを上手に使い分ける

プロの手で美しくカラーリングをしてもらいたいけれど、ネイルサロンに行く時間がないことってありますよね。

また、持ちが良いジェルネイルをサロンで塗ってもらっても、次の塗り替えは3~4週間後......。気分やシーンに合わせて気軽にネイルチェンジというわけにはいきません。「サロンに束縛されるようでは心から爪のおしゃれを楽しむことはできません。プロにハンドケアやネイルを委ねる時間と、セルフでのケアやネイルを楽しむ時間を使いわけることが、大人のネイル道といえるのではないでしょうか。

いま人気のシェラックは、ネイルカラーとジェルネイルの強みを融合させたハイブリッドネイルです。2週間前後で塗りかえるので、気軽にカラーチェンジをすることができます。施術時間も短いため、忙しいキャリア女性にこそおすすめです」(井上さん)

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ネイルアートの本拠地であるアメリカ・カルフォルニアに拠点を置く「CND」が2010年に発表した「シェラックネイル」。

すでに65か国以上で支持されているその理由は、爪への優しさと発色の美しさ。

オフのときに爪を削る必要がないため、何度繰り返しても地爪が薄くなることはありません。また、薄く軽やかなつけ心地で、ジェルに劣らない美しい発色とツヤを出すことができます。

仕事がデキる風のカラーを相談!

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ネイルってどちらかというと若い世代のおしゃれと思っていたけれど、大人の女性にこそふさわしい贅沢ということに気づかせてくれた井上さん。

そこで、今回編集長がオーダーしたのは、「デキる女風のネイル」。ラメやストーンをふんだんに使ったいわゆる「ギャル風ネイル」ではなく、落ち着いた大人のネイルに仕上げるにはどんなカラーやテクニックがあるのでしょう。「大人のネイルはシンプルが基本です。そのなかに、2色使いやフレンチネイル、ちいさなストーンなど遊びをプラスしてみましょう。

今回は、抵抗なくトライできるグレージュとベージュの2色使いはいかが? 濃いベージュが入ることで、手のくすみが目立ちにくくなるのも特徴です」

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ストーンやデコラティブなデザインに頼らなくても、こんなに洗練された印象に! 落ち着いたカラーリングと2色使いのデザインで、オーダー通りデキる女ネイルの完成です。

実感したのが、ネイルの前に爪の形を整え、甘皮を処理するだけですっぴん爪が見違えるように垢抜けてみえること。スキンケアと同じように、手のケアがいかに女っぷりを上げてくれるかがわかります。

「艶」を味方に、もっと女性らしく

「艶っぽい」「艶やか」という言葉を嬉しいと感じるのは大人である証拠。爪にもまた、艶が大切と井上さんは語ります。「年齢に抗うのではなく、年齢に合わせたおしゃれをするのが大人女性の美しさだとわたしは思います。艶のある女性はいくつになっても美しいもの。その手で切り開いてきた自分の人生を艶やかに包んであげてくださいね」(井上さん)誰のためでもなく、自分のためにネイルを楽しむーー。大人のネイル道は、年を重ねることでより女性らしく、大人らしく生きるためのエッセンス。

さあ、今年も残すところあとわずか。美しい手を味方に、指先から艶やかな自分へとアップデートしようではありませんか。

女性たちよ、2017年はよりしなやかに、たくましく、美しくあれ!

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井上由美

1961年生まれ・1986年にキャリアをスタートさせ、日本のネイル業界を牽引してきたマニキュアニスト。2000年5月、東京・表参道に「Hands-On」をオープン。現在都内に3店舗を展開。顧客には女優や文化人など多く、ネイルだけにとどまらない、独自の総合メソッドにも定評がある。

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AROUND60 マダムネイル〜おしゃれは手元から〜

監修:井上由美

発行:SDP

定価:1,500円(税別)

Hands-On

撮影/柳原久子

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ねこ りょうこ
情報誌編集部員を経てフリーランスに。ライター、エディターのほか、フードスタイリストとしても活動中。大人女性の粋なライフスタイルをテーマに、さまざまなジャンルを執筆。女性のためのひとり旅応援「旅の記憶」を立ち上げ、自らも国内外へ出かける日々。

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