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別居の母の入院費、わたしの医療費控除にまとめられる?【40代からのマネー計画】

別居の母の入院費、わたしの医療費控除にまとめられる?【40代からのマネー計画】

別居中の母の入院費20万円を、私の医療費10万円とまとめて医療費控除にしたいのですが、できるでしょうか。母は年金受給者ですが、年金だけでは生活費が足りないため、私からも月々送金しています。(41歳、会社員)

その年の1月1日から12月31日までの間に自分や自分と生計を一にする配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合には、一定の金額の所得控除を受けることができます。これを医療費控除といいます。

「生計を一」とは簡単にいうとお財布が一緒かどうかです。配偶者控除や扶養家族のような所得要件ではないので、たとえば共働き夫婦のご主人が妻の医療費を支払った場合、ご主人の医療費控除とすることができます。

今回、別居中の母の入院費を自分の医療費控除とすることができるかとのご質問ですが、年金受給者の母が「生計を一」にしているかどうか、によります。

「生計を一にしている」には必ずしも同居を要件としていません。たとえば、勤務、修学、療養費等の都合上別居している場合であっても、余暇には起居を共にすることを常例としている場合や、常に生活費、学資金、療養費等の送金が行われている場合には、「生計を一にする」ものとして取り扱われます。

母親の年金だけでは生活費が足りないため、月々送金しているとのことなので、「生計を一にする」ものに該当します。よって、母の入院費20万円と自分の医療費10万円を合わせた30万円をまとめて医療費控除を受けることができます

ほかに「生計を一」が関係するものとして扶養控除があります。

70歳以上の親を扶養していると、同居で58万円、別居で48万円の扶養控除がありますが、扶養親族に所得がある場合、年間の所得見積額が38万円以下でないと扶養親族に該当しないこととなっています。

年金受給者は公的年金等の雑所得になります。公的年金等の年間見積額は、年金の収入金額から公的年金等控除額を差し引いて所得金額を計算します。

所得が年金だけの方は、年齢が65歳未満の方は、受け取る年金額が108万円以下のときは、公的年金等控除額が最低70万円となっていますので、これを差し引くと所得金額は38万円以下となります。

65歳以上の方は、受け取る年金額が158万円以下のときは、公的年金等控除額が最低120万円となっていますので、これを差し引くと所得金額は38万円以下となります。

扶養親族とはその年の12月31日の現況で、納税者と生計を一にしていることと、年間合計所得金額が38万円以下であることです。先ほどの医療費控除と異なり、所得要件が追加されているのでご注意くださいね。

image via Shutterstock

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    2019.04.13.Sat

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