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決断が苦手な人に。直感を信じる勇気、自分を壊す勇気

決断が苦手な人に。直感を信じる勇気、自分を壊す勇気

わたしが会社を辞め、フリーランスの道を選んだのは30代前半のころ。いま、同じことができるかと問われれば躊躇するかもしれません。40代ともなればこれまで積み上げてきたキャリアなど背負うものが大きく、ビジネスパーソンとしての責任もあるでしょう。でも、 一度きりの人生、自分の「直感」を信じて突き進むという選択があってもいいはず。

やりたいことがあるけれど、一歩を踏み出せないでいる40代女性へ。イェール大学を卒業後、一流企業に3年間勤め、落語家への道に進んだ立川志の春の著書『自分を壊す勇気』から、背中を押してくれる言葉をご紹介しましょう。

人生は偶然と直感の連続 出会ったことの意味を考える

受験、就職、恋愛、結婚。人生にはさまざまな決断をする瞬間があります。考えているうちに迷いが出てきて、自分が何をしたかったのかわからなくなってしまった経験はありませんか? そして、迷っているうちに選択肢が狭くなり、残った中から"仕方なく"選んでしまう......。これが、ランチのAセットBセットならさほど問題はありませんが、人生を左右する大きな決断ともなると、自分の不甲斐なさに後悔することでしょう。

一流企業に勤め、着実にキャリアを積んでいた立川志の春氏は、ある日偶然「落語」と出会います。「これをやらないと生涯後悔する」という直感を信じた結果、会社を辞めて落語家への道へと突き進みます。

著書で立川志の春氏は、「本当にやりたいことは、自分でも理由なんかわからないけれど、突き動かされるように、訳がわからないうちに体が動き始めている、そういうものだと思います」と、語っています。

もし、いまの仕事以上に自分を震い立たせるほどの出会いがあったなら、直感を信じて行動に移してみてはいかがでしょう。そして、もし、迷いがあっても最後には自分で決断することが大切。それが仮に間違った決断だとしても、です。

「間違ったほうを選んでしまった」という経験は、その後の人生の糧になりますが、決断をせずに迷い、時間ばかりが過ぎてしまっては、「あのとき直感を信じて選択していたら」と、いつまでも後悔が付きまとうからです。

考えてみたら、仕事だって同じ。成功だったのか、はたまた失敗だったのかなんて、結果が出るまでわかりませんよね。迷ったときは「好き」「嫌い」「やりたい」「やりたくない」そんな自分の「直感」を信じてみるのも悪くないと思いませんか?

自分らしさって何? 個性を壊す勇気を

40年も生きていると、「自分らしさ」がわかってきます。自分の生き方を肯定することは自信にも繋がり、言葉を変えれば「自分らしさ」や「個性」という鎧で自分を守ることができます。でも、過度にそれを受け入れてしまうと、そこから成長できなくなってしまうことがあります。「自分はこういう人間だから」と宣言されては、何も言えなくなってしまうからです。

「自分らしさや個性なんてまだまだと思っていなくてはいけない」。

師弟関係が絶対の落語の世界は特別かもしれませんが、著者が語るこの言葉は、わたしたちキャリア女性にも通じるものがあります。「自分らしさ」や「個性」といった枠に自分をはめ込み、自分を押し殺してはいませんか? 「自分はこうでなくちゃいけない」という呪縛を解くのは、ほかでもない、自分自身なのです。

これまで築き上げてきたキャリアや個性を捨て、新しい世界に飛び込むことはとても勇気がいることです。でも、もし、年齢がブレーキになり、現状から一歩踏み出せないでいるのならそれはナンセンス。「本当にやりたいこと」を見つけるのに、年齢なんか関係ないのですから!

心が震えるほどの出会いがあり、行動を起こさずにはいられないでいるのなら、それはきっと人生で意味があること。自分らしさなんて壊し、直感を信じてみませんか? 仕事の効率や結果だけにとらわれがちなわたしたちキャリア女性。今、本当に必要なのは、そんなシンプルな行動力なのかもしれません。

参考:「自分を壊す勇気」著:立川志の春(クロスメディア・パプリッシング)

ねこ りょうこ

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