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京を知る。泊まれば通になれる宿

京を知る。泊まれば通になれる宿

京都市産業観光局MICE推進室の統計によると、平成27年度の外国人観光客宿泊数は過去最高となる316万人超え(前年度の73%増)。

京都──。移りゆく季節を背に、雅な祭事が生活に根付くこの街には、外国人観光客をはじめ多くの人々が魅せられています。

いま支持されている「町家ホテル」

座禅を組み、精進料理をいただく寺社の宿坊、あるいは生活者のように滞在する町家での宿泊が支持されています。うなぎの寝床と呼ばれる町家の建築様式は、おくどさんや、漆喰の壁、そして梁など、現代人の住環境とは異なる設計ゆえ、いま新たに評価されているのです。

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伝承建築を活かし、昨年12月1日にオープンした京町家ホテル「四季十楽」。数ある町家ホテルとは一線を画す、おもてなしと、京都の息遣いを感じる場所です。

生活様式や嗜好が欧米化されている現代人の暮らしは、ふと立ち止まるとハイテクなものとの共存が当たり前。ですが、「四季十楽」に一歩足を踏み入れると、わたしたちが心落ち着ける空間とはどういうものか? と再認識することができます。

10棟のみの町家が織りなす、"粋"の極みを味わえる宿

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写真:小山泰介(客室正面・中央に床の間あり)

「十のおもてなし」を掲げる「四季十楽」は、クリエイティブディレクター後藤繁雄氏を筆頭に、10人のクリエイターが、築100年近い京町家に衣食住のあらゆる観点で新風を取り込みました。

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アーティストの感性や手わざが、エントランスの門扉、暖簾、客室に配置されたアンティークやヴィンテージの家具のセレクション、そして、朝食の献立などあらゆるところに注がれています。

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特に山野草をメインにした花屋「みたて」ご主人の西山氏の活け込みは参考にしたいもの。客室の床の間や違い棚に、ムサシアブミ、ホウノキ、バイモユリなど野生美溢れる緑をもちこみ、シンプルなみずみずしさを与えています。滞在者の五感に訴えかけるそのしつらえは、客室の小上がりで靴を脱ぐ瞬間、さらにゆったりと客人を包み込んでくれるのです。

季節とぬくもりを感じるウェルカムサービス

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コンシェルジュを抜けて通されるサロンは、朱赤の壁面と木目の家具のコントラストが目を引く異空間。縁側を通して広がる新緑の濃さを愛でながら、「菓子屋ここのつ」の最中と、uf-fu(ウーフ)のお茶でゆったり......。春は桜餡とバターの溶け合うまろやかな風味、夏は山椒風味の餡をつかった最中の味は、繊細な日本人の舌を和ませてくれます。四季の移ろいを味覚からも感じさせてくれるのです。

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アメニティは、オーストラリアのオーガニックブランド、Appellesを使用。"きしまないヘアケア製品を"と、スタッフがテスターを繰り返し選びぬいたアルガンオイル配合のキットがそろいます。

他に"冷めても風味が落ちないコーヒー"という理想を実現した地元の焙煎メーカー、サーカスコーヒーのスペシャルブレンドもスタンバイ。自分たちなりのおもてなしを追求したいというホテルの心意気を感じます。

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目の前にある昔から変わらないものや、日本人特有の美意識を目覚めさせるもの、それらをいにしえの街、京都で再確認する......。ラグジュアリーキャリア世代は、多くの価値観や経験を得ているからこそ、その真価を見極められる"感覚"を持ち合わせています。だからこそ、"とっておき"のお宿は必要なのです。

京町家ホテル「四季十楽」

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