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カトリーヌ・ドヌーブもリスペクト。100歳フランス女優の若さの秘訣

カトリーヌ・ドヌーブもリスペクト。100歳フランス女優の若さの秘訣

2017年5月1日、フランス女優Danielle Darieux(ダニエル・ダリュー)は、100歳の誕生日を迎えました。

女優であり歌手であったダニエル

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映画デビューは1931年14歳のとき。それ以来、80年もの間、映画や舞台で活躍してきました。

出演した映画は103本。日本で公開されたものとしては、『La Ronde (輪舞)』(1950)、『Madame de...(たそがれの女心)』(1953)、『Le Rouge et le Noir(赤と黒)』(1954)、『Typhon sur Nagasaki(忘れえぬ慕情)』(1956)などがあります。

とはいっても、ダニエル・ダリューが最初に目指したのは音楽の道。音楽学校でチェロとピアノを学び、歌手としてもキャリアを積んできました。

ダニエルの誕生日である5月1日は、フランスでは、すずらんの日でもあります。16世紀からの伝統で、この日、大切な人に幸運のシンボルとしてすずらんの花を贈るのです。

それもあってか、ダニエルは「Le temps du muguet(すずらんの咲く頃)」を好んでよく歌ったようです。

80歳をこえてもチャーミング!

若い頃の写真を見ると、えも言われぬ気品を備えた古典的美人ですが、表情豊かに歌う様子を見ても、ダニエルの魅力はむしろ動的なものだったのではないかと思います。

2003年には、1時間半の一人芝居『Oscar et la dame rose(オスカーとバラ色の婦人)』を上演し、そのことについてインタビューを受けています。

すでに80代後半に入っていたはずのダニエルですが、インタビューに答える目の輝き、良く通る声、生き生きとした表情は、相変わらずチャーミングです。

今・ここを生きる大切さ

Le Point誌は、ダニエル・ダリューの魅力の秘密を、次のように説明しています。

ダニエル・ダリューは、いつでも今・ここを生き、仕事の喜びを味わってきた。また夫の死や40に届かず儚くなった息子の死など、人生の痛みも受け入れてきました。彼女の若さの秘訣は、生きる喜びと、それを周りに伝えてきたところにあります

Le point」より翻訳引用

わたしが唯一映画館で観たダニエル・ダリューの映画は、ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した『8人の女たち』(2002)でした。フランス映画界を代表する女優を8人起用したこの映画。

共演者のひとりカトリーヌ・ドヌーヴは、若い頃ダニエル・ダリューの娘の役を4度も演じたことがあるそうです。

カトリーヌ・ドヌーヴ自身、70を過ぎた今もエレガントな美貌。そこに、分厚い存在感も加わり、フランスの大女優と目されています。率直な物言いも健在で、フランス人だれもが敬愛する女性でもあります。

そのカトリーヌ・ドヌーヴをして、

(ダニエルは)年を取るのを、怖れる気持ちを失くしてくれる、ただひとりの女性

20 minutes」より翻訳引用

と言わしめたというダニエル・ダリュー。100歳の誕生日を機に、その魅力に改めて注目すれば、年を重ねるのが楽しみになるかもしれません。

Le point, 20 minutes

image via Shutterstock

冠ゆき

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