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いい先輩がいいメンターとは限らない。よき相談相手とは

いい先輩がいいメンターとは限らない。よき相談相手とは

キャリアを積んだカフェグローブ世代なら、メンターを求めるよりもメンターになることのほうが多いかもしれません。学びの多いメンターシップのためのポイント2点をご紹介します。

日本でのメンター制度とは

厚生労働省では、メンター制度を次のように定義しています。

豊富な知識と職業経験を有した社内の先輩社員(メンター)が、後輩社員(メンティ)に対して行う個別支援活動です。キャリア形成上の課題解決を援助して個人の成長を支えるとともに、職場内での悩みや問題解決をサポートする役割を果たします。

厚生労働省「メンター制度導入・ロールモデル普及マニュアル(PDF)」より引用

若手の教育や管理職候補の育成のため、メンター制度が注目されているようです。メンターは、たんに仕事のスキルを教えるのではなく、メンティの人間的成長やワーク・ライフ・バランスについても相談相手になります。

「MS-Japan」の記事によると、バブル崩壊後、就業形態が変わり成果主義へと移行した日本。社員間の関係も希薄になりつつある状況で、社員間のつながりを築くためにも、メンター制度は一役買っているそうです。

メンターは問いかけによって導く

では、どんなメンターが良いのでしょうか。海外サイト「Inc.」で、メンターを選ぶときのポイントが挙げられていました。

メンターは助言してくれるわけですが、メンティの状況やスキルやキャリアチャンスに合ったアドバイスこそが大事なのです。的確な質問を多くしてくれるメンターは、メンティを能率よく支援し、またメンティ自身が自ら成長できるように尽力してくれるのです。

Inc」より翻訳引用

これを読んで思い出したのが、わたしが20代のときの会社の先輩でした。

年齢は一回りほど上の女性で、留学経験あり。当時アメリカ留学を考え始めていたわたしは、仕事でも留学準備でもすごくお世話になりました。自分の経験をひけらかすこともなく、必要なサポートをしてくれた先輩。そして、年下で経験も浅いわたしに対して、敬意を持って接してくれたのも心にしみています。

当時「メンター」という言葉は知らなかったから、「先輩」だと思っていたけれど、いろいろな意味で「メンター」だったんです。

「似すぎていない」ほうがよい

「Inc.」で挙げられていたポイントで意外だったのが、「メンティとは似すぎていないメンターがよい」という点

メンターとメンティには共通点が多くて、気が合うほうがいいような気がしていました。でも、たしかに異なるタイプのメンティとメンターなら、それぞれ新しい視点が分かち合えて、お互いにメリットがありそう。たとえば、内気なメンティなら、外向的なメンターから学べることもいろいろあるはず。

意外な人からメンターを頼まれたら、あなたのよい面をメンティは見習いたいと思っているのかもしれません。

そう考えると、自分とは違うタイプの人からメンターを頼まれたとしても、また、苦手なタイプの人がメンターになったとしても、とまどうこともなくなりそうです。

キャリア女性の成長にメンターを

厚生労働省では、とくに女性社員に向けて、「職域拡大」「管理職登用」「継続就業」を目的にメンター制度を活用する提案をしています。

一般に、男性と比べてプライベートに大きく左右される女性のキャリア。だから、キャリアアップや管理職を目指す女性たちと先輩女性がつながって、サポートし合える環境は重要です。

メンターを選ぶポイントは、自分がメンターを務めるときにも心がけたいところ。機会があったら、上のポイントやわたしが接してきた先輩たちのすばらしいところも、ぜひ取り入れたいです。

MS-Japan

photo by Getty Images

ぬえよしこ

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