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ビューティフルライフは40歳から。モードの巨匠がふつうの女性を撮る

ビューティフルライフは40歳から。モードの巨匠がふつうの女性を撮る

6人並んだ女性たち。さまざまなバックグラウンドを持ち、年齢もまちまち。けれども共通するのは、その目の輝きと笑顔。見ているだけで、こちらも微笑みたくなる魅力にあふれています。

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この写真を撮ったのは、Mario Testino(マリオ・テスティーノ)。著名人たちのポートレートやファッション誌を飾るハイブランドの写真で有名ですが、上の写真の女性たちはみな一般人。

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今年創業60周年を迎えるパーソナル・ケア製品のブランド「Dove(ダヴ)」のキャンペーン「リアル・ビューティ(本当の美しさ)」の一環として撮られた作品です。

マリオ・テスティーノが被写体としたのは、11歳から71歳までの女性32人。どの写真も、ひとりひとりの輝きを引きだした仕上がりとなっています。

リアル・ビューティは内側からあらわれる

写真に添えられた女性たちのコメントにも、考えさせられるものが多くあります。強いてキーワードを拾うとすれば、「自信」「笑顔」「内面」の3つでしょうか。

たとえば、年配のバルバラは、自信をつけたことで、自分を美しいと感じられるようになったと述べています。

バルバラ「若いときより今の方がずっと自信があるわ。誇りにできることを成しとげたから。そうして、そのおかげで、自信も美しさも身に付けることができたわ」

Dove」より翻訳引用

ヴァイシャリの言葉も、これを裏付けるものです。44歳のいま、これまでにないほど自信と誇りを持ち、自分を美しいと感じられるという彼女。

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ヴァイシャリ「40歳までは、まだリサーチ、自分を探している段階だった。ビューティフルライフが始まるのは、40歳からよ」

Dove」より翻訳引用

唯一無二の自分を受け入れる

メキシコに「性別のないサッカークラブ」をつくったパオラは、自分が自分らしいと思えるときこそ、自信が持てるときだと肯定します。

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パオラ「サッカーウェアを着ているとき、もっとも自信が持てるように感じるわ。ドレスやハイヒールを身に付けているときよりずっと、自分を美しいと感じられるし、もっとも自分が自分らしいと思えるから」

Dove」より翻訳引用

欠点だと思っていたそばかす、メガネ、白髪、肌の色などのなかに、自分らしさを見出した女性もいます。

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ローズ「わたしにとってのリアルビューティは、自分が自分であることを心地よく感じられること。眼差しのなかのきらめきと大きな笑顔で表現できる、幸せな気持ち。内側からあふれるものよ」

Dove」より翻訳引用

笑顔は美を映す最大の鏡

他人と同じでないことこそが自分らしさなのだと気づいた女性の笑顔は、みな晴れ晴れとしています。ありのままの自分を受け入れ肯定することがこんなに人を輝かせるのかと、目を見張るほどです。

また、あらためて、笑顔は美しさを映す最大の鏡であることを感じずにはいられません。マリオ・テスティーノ自身も、本当の美しさは内側からくるものだと考えています。

外側だけの美というのは、退屈なものとも言えるよ。一度目にしてしまえば、それで終わり。それ以上の発見はないからね。本物の美しさは内側から溢れるものさ。

Savoir Flair」より翻訳引用

撮影前に、一緒に朝食を摂り、語らう時間を持つようにしているというマリオ・テスティーノ。道理で、カメラの前で見せる女性たちの表情がリラックスしているはずです。撮影風景の動画でも楽し気な雰囲気がうかがえます。

寛いだ笑顔に映るリアル・ビューティ。眺めていると、わたしの内からも、何か温かいものがあふれてくるような気がしました。ぜひ多くの女性に見てもらいたいポートレートです。

Dove, Savoir Flair

photo by Getty Images

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冠ゆき
山田流箏曲名取。1994年より渡仏。大学院での研究の傍ら、国立大学や専門学校で日本語日本文化講師を勤める。2000年より、ポーランド五年、イタリア三年半、中国四年半の生活を経た後、2013年夏フランスに戻る。旅好きでもあり、今までに訪れた国は約40カ国。六ヶ国語を解する。多様な文化に身をおいてきた経験を生かして、柔軟かつ相対的視点から、フランスのあれこれを切り取り日本に紹介中。

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