ニューヨーク市観光局ではこのたび、「NEW ニューヨーク」と銘打ったプロモーションを展開中です。インフラ整備、アトラクション、商業施設のオープンなど、様々な大規模開発が進行。なかでも、大人の女性にとって見逃せないのが新たなラグジュアリーホテルの開業です。
マンハッタンのスカイラインを独り占め
2017年2月にオープンした「ワン・ホテル・ブルックリンブリッジ(1 Hotel Brooklyn Bridge)」は何といっても、イースト・リバー越しに見る自由の女神や、マンハッタンの眺望が魅力。ブルックリン・ブリッジからほど近いロケーションは、人気上昇中のダンボ(DUMBO)地区。クールなヒップスターを横目に過ごすのに最適です。
インテリアは「1 Hotel」グループらしく、植物と木を基調としたもの。麻混のKeetsa製のマットレスに、100パーセントオーガニック・コットンのシーツは、快適な睡眠を約束してくれそうです。
そんなナチュラルなムードと対照的に、機能面は最先端のシステムを採用。無料Wi-Fiはもちろんのこと、ホテルのアプリをダウンロードすればテレビ、ルームサービス、室温の調整など、滞在に必要な、あらゆる面をストレスフリーにコントロールできます。
地下鉄でマンハッタンはもとより、人気のブッシュウィックやウィリアムズバーグなどにもアクセス良し。あえてブルックリンに滞在する、というスタンスがクールかもしれません。
インスタ映えする世界観
あまりの可愛さに思わず、気分も上がってしまうのが、同じく2017年2月にオープンした「ザ・ウィットビー(The Whitby)」。「ファームデール・ホテルズ」のオーナー兼インテリアデザイナーであるキット・ケンプ氏によるインテリアです。まるで「不思議の国のアリス」の世界を大人向けに昇華したような空間は、インスタグラム映えすること間違い無し。
レストルームの壁紙まで、写真に撮りたくなる可愛さです。
五番街を少し西に入った、アッパー・ミッドタウンに位置する抜群のロケーション。
バーグドルフ・グッドマンやティファニー本店にも、歩いてすぐです。
1階の「The Whitby Bar」では本格的なアフタヌーンティーが一日楽しめるのも魅力です。
進化するダウンタウンのレストランウィーク
2017年5月の時点でニューヨーク市におけるホテル客室数は113,000室に上っており、今後再開発が進むロウアーマンハッタン地区での新規ホテル開業等により、2019年までに137,000室の供給を見込んでいるとか。
そんな注目のダウンタウンに2016年6月にオープンした「ザ・ビークマン・ア・トンプソン・ホテル(The Beekman, a Thompson Hotel)」。印象的な9階まで吹き抜けのアトリウムで、すでにお気に入りの場所としてインプットしているジェットセッターも多そうです。
そこで耳寄りな情報を。有名シェフのトム・コリッチオによるレストラン「ファウラー&ウェルズ(Fowler & Wells)」が、2017年夏からレストランウィークに初参加します(8月18日まで開催)。平日のプリフィクス・ランチが29ドルで楽しめるお得なイベント。これを機に、新しいラグジュアリーホテルの味を試してみるのもよいかもしれません。
出張やプライベートで頻繁に訪れる人も多いニューヨーク。大人の女性たるもの、顔見知りのコンシェルジュが居て、足を踏み入れた途端「ただいま!」な気分にさせてくれる定宿をひとつは持っているかもしれません。
それでも、コスメと同じように新しいものを試したくなるのが、感度の高い人の証。進化し続けるニューヨークの波に乗り遅れないよう、新しいホテルに注目を!

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