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『ワンダーウーマン』主演ガル・ガドットの役作り「兵役よりきつかった」

『ワンダーウーマン』主演ガル・ガドットの役作り「兵役よりきつかった」

8月25日(金)、ついに『ワンダーウーマン』が日本全国公開

「ワンダーウーマン」はアメリカのDCコミックスのスーパーヒロイン。女性だけのアマゾン族の王女として外の世界を知らずに育ったダイアナが、世界平和のためにその卓越した戦闘能力を使い、「ワンダーウーマン」へ変身。隔離された世界では知るはずもなかった苦境や喜びを感じてゆくダイアナの成長が描かれます。アメリカではバットマンやスーパーマンと並ぶキャラクターで、これまでにもTV実写ドラマやアニメ映画などになっている、おなじみのヒロインなんです。

そんなコミックキャラクターなんてあまり興味がわかないわ......と思う大人女性にこそ楽しんでほしい見どころを紹介します。

「兵役よりきつかった」。主演ガル・ガドットが語る

まず、なんといっても惚れるのが、主演のガル・ガドット

イスラエル出身の32歳、2児の母。美しく鍛えた体躯を披露していますが、それは本撮影の前の半年をトレーニングにみっちり費やしたから。

乗馬、戦闘シーンの振付、剣の使い方や肉体づくりに1日6時間。細かったカラダに筋肉がついて、自分でも気に入っていると語っています。たしかにカッコイイ!

男女に兵役があるイスラエル。兵役中には戦闘トレーナーだったガルは、どちらがきつかったかと聞かれて、映画のほうがずっと大変だったと言っているほど。

しかも、撮り直し撮影のときには第2子を妊娠中だったガル。現実でも、「ワンダーウーマン」ぶりを見せつけました。

51歳ロビン・ライトの充実ぶり

キャストには懐かしい顔もありました。ロビン・ライトです。

アマゾン族の将軍、アンティオペを演じて、鍛えた身体とキレのいい身のこなしを披露

ロビンといえば、1987年の『プリンセス・ブライド・ストーリー』の口だけは達者なお姫さま役で映画デビューしたのち、『フォレスト・ガンプ/一期一会』や『ハウス・オブ・カード 野望の階段』を代表作に持つ大女優に成長。2010年にはショーン・ペンとの離婚もあったけれど、その後の活躍ぶりには目を見はるものがあります。

2017年秋には、『ブレードランナー 2049』(日本公開10月27日)。そして、日本公開11月23日の『ジャスティス・リーグ』でアンティオペ役を再演と、2017年は大作が3本公開され、充実の51歳となりそうです。

「12年待ったかいがあった」、ジェンキンス監督の軌跡

『ワンダーウーマン』で忘れてはいけないのが、7月に46歳になったばかりのパティ・ジェンキンス監督

パティの長編監督デビュー作は、2003年の『モンスター』。脚本も担当し、主演のシャーリーズ・セロンがみごとオスカーに輝いた力作。2011年公開の『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の監督に就くも2か月で降板となります。その後はTVに活躍の場を移していました。

じつは、彼女とワンダーウーマン映画の関係は2005年までさかのぼります。企画ミーティングに参加していたパティは、この企画がなかなか進行せず脚本も完成しないまま、時が過ぎてゆくのを見守っていました。

ついに『ワンダーウーマン』の企画がかたまり、監督の大役がめぐってきたときには、準備万端だったというパティ。『マイティ・ソー』を解雇された経験からの学びも生かされ、この大役を務めきるのに役立ったと語っています。

前作『モンスター』から14年、『ワンダーウーマン』に関わりはじめてから12年。「待ったかいがありました」という監督の言葉に、秀作を楽しませてもらった観客としても、「こちらも待ったかいがありました」。

パティが全力で取り組んだ『ワンダーウーマン』の大ヒットが、このジャンルにおける女性監督の活躍の大きなきっかけになることを祈らずにはいられません。

女性監督作品で史上最高興収記録

この『ワンダーウーマン』には、1975年から1979年まで放映されたTVシリーズのファンも大満足。そして、新しいファンの心もとらえたことは、女性監督作品として史上最高興収記録を樹立、そして北米で4億ドルを超える興収を挙げていることからも明らかです。

アメリカのコミック原作の枠を超えた深みのあるヒロインとアクションには、スカッとするし、ホロリもあり。心の納涼のひとときが過ごせます。

映画館を出るときには、両腕を胸の前で十字に重ねた「ワンダーウーマン」ポーズを取りたくなる衝動にかられるかもしれませんよ。

Deadline,Entertainment Weekly,Harpers Bazaar,Indiewire

photo by Getty Images

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ぬえよしこ
通算21年のアメリカ生活=テキサス居住歴の東京テキサス人。立教大学英米文学科卒、北テキサス大学院映画専攻修了。映画・航空・教育業界で、ずっと日本語と英語を使っています。ほどほどに都会、ほどほどに田舎、なんでもでっかいダラスで、好きなことや興味のあることを書いています。

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