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まずは相手の性格を知ることから。相談に上手に乗る極意とは

まずは相手の性格を知ることから。相談に上手に乗る極意とは

「少し話せない?」と友人に相談をもちかけられたら、何があったのか心配になるのと同時に「私にいいアドバイスができるかな」と不安になってしまいます。それが、部下の相談だったらなおのこと。

2017年10月13日(金)、相談に乗る機会の多いビジネスパーソンに向けて開催されたのは、「相談の乗り方の極意」。好評をいただいたカリスマ講師・杉山明日香さんによる「教え方の極意」に続く今回は、ライフハッカー[日本版]との共催として、「ディグラム診断」という性格診断ツールの開発者である木原誠太郎さんとビジネスパートナーの青山典嗣さんを講師にお招きしました

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左より木原誠太郎さん、青山典嗣さん

「相談の極意」がテーマとあって、部下を率いる立場で仕事をする方、カウンセラーといった人の話を聞く仕事に就く方など、男女問わず多くの方が聴講に訪れました。会場は前回と同じく渋谷のブックラボトーキョーです。

話し方やテンポを、相手によって変える

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ディグラム診断とは、木原さんがリサーチやマーケティングビジネスで得た37万人のデータをもとに、統計学と心理学をかけ合わせて開発した性格診断ツール。わずか20個の質問に答えるだけで、「厳しさ」「優しさ」「論理性」「自由度」「協調性」という5つを軸に日本人を31の性格タイプに分類するというもの。1400万人ものアンケートデータを加えることで、よりロジカルでリアルな性格分析を可能にしています。

冒頭で、まず木原さんが提示したのが「58.9%」という数字。実はこれ、「突然、相談されると困る」という人の割合だそうです(ディグラム・ラボ調べ)。信頼して相談してくれるのはうれしい反面、「なになに?」と構えてしまう人は意外と多いのかもしれません。せっかくなら、相手の本音を引き出し、うまく解決へ導いてあげられればベスト。そのために必要なのは「相手の性格を知ること」だと木原さんは語ります。

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「相談者は『誰かに話すことで問題を解決したい人』と『思考の交通整理をしたい』人の2つのタイプに分かれます。ですから、相談者の性格をまず知って、話し方やテンポをあわせてあげることが大切なんです」(木原さん)

ディグラム診断の結果、論理性が低く協調性が高いと出た人は、とにかく話を聞いてほしいタイプ。具体的な解決策を出すよりも、まずは悩みをひたすら聞いてあげましょう。一方、論理性が高くて協調性が低いという診断結果の人は、答えをすぐに求めるタイプ。相手の悩みの原因や解決策にズバッと切り込むアドバイスをしましょう。木原さんの著書『1400万人の新ディグラム性格診断』(ポプラ社)には、相手のことだけでなく自分の性格や相性を知る方法も書かれていますので、参考にしてみてください。

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セミナー第1部の後半では、実際にライフハッカー[日本版]編集長・松葉信彦さんの診断結果を使ってレクチャー。

松葉さんは「N型」という波形の持ち主で、優しさと協調性が高く、厳しさと論理性が低いタイプと判明。編集長としてスタッフを率いる立場として、まずは「厳しさ」を意識したほうがいいとアドバイスされていました。「言われてみればそうだなって思うことばかり。正直、驚きました。これからのチームビルディングに役立てていきたいですね」と松葉さん。

一人ひとりに講師がアドバイスするぜいたくな機会

このセミナーの参加者には、事前にディグラム診断を受けてもらっていました。第1部終了後、個々に診断結果をまとめたファイルが配られると、あちこちで「あたってる!」の声が。休憩時間にもかかわらず、木原さんも席をまわって歩き、診断の見方を教えたり相談に応じたりしました。

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そうして始まった第2部は、手を挙げていただいた参加者のデータを全員で見ながら、木原さんと青山さんの解説を聞くというぜいたくなコーナーに。自身の性格タイプに基づいて、「あなたは厳しい物の言い方をしてしまうはずだから、話を聞いてあげることを忘れないで」「あなたにこだわりがなさすぎるから、冷たい人と思われているかも」などと、親身でありながらときに厳しいアドバイスに、相談者は熱心に耳を傾けていました。もちろん、カフェグローブ編集長・遠藤祐子の診断結果も見てもらい、愛ある「お叱り」を受けていました。

長所も短所もすべてが書かれている性格診断は、本当ならあまり人に見せたくないはず。それでも、人前で悩みを打ち明け、アドバイスを仰ぐ姿勢に、「誰かの相談にのってあげたい」「人間関係をスムーズにしたい」と願うそれぞれの熱い気持ちを感じました。誰かの相談に乗るためには、相手と自分の両方を知ることが大切。今回のテーマである「相談の極意」とは、自分をマネジメントすることでもあるのかもしれません。

100人200人といった大人数を相手にした講演会などでは、一人ひとりにアドバイスすることはまず不可能。診断結果を丁寧なファイルにする手厚いケアは、このセミナーならではであり、参加者にとってはまたとない機会となりました。

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さて、この連続講座も次回が最終回。2017年11月10日(金)は、人気コピーライター・佐々木圭一さんによる「伝え方の極意」がテーマです。ベストセラー書『伝え方が9割』の著者である佐々木さんが、メールや企画書など、ビジネスのあらゆるシーンで必要となる伝え方のスキルをレクチャー。同じ内容でも、伝え方によって相手が「ノー」と言うか「イエス」とうなづくか、結果が180度変わってくるそうです。「3回目も楽しみ!」という声が多く聞かれ、こちらも盛会となる予感。早めのお申し込みをおすすめします。

NOをYESに変えるには? 『伝え方が9割』著者に聞く伝え方の極意

・日程:2017年11月10日(金)・時間:19:00 - 20:30(18:30 受付開始)・人数:60名・参加費:早割チケット(11/3 18:00まで)2,000円、一般チケット 2,800円・場所:ブックラボトーキョー/東京都渋谷区道玄坂 2-10-7 新大宗ビル1号館 2F・主催:カフェグローブ編集部&ライフハッカー[日本版]>>チケット購入ページはこちら/おとくな早割チケットあり(11月3日 18時まで)

撮影/有高唯之

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大森りえ

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