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あなたの部下は、会社のことをブラック企業と思ってるかも

あなたの部下は、会社のことをブラック企業と思ってるかも

あなたの勤め先はブラック企業だと思いますか? そんな質問をされたら、あなたはどう答えるでしょうか。

ほぼ4人に1人がYESと回答

MS&AD基礎研究所株式会社が、2017年8月に会社員・会社経営者の計1,000人を対象におこなった「働き方」についてのアンケート調査によると、全体の23.9%の人が、自分の勤め先がブラック企業であるかという問いに対し「そう思う」「ややそう思う」と回答。つまり4人に1人近くは、自身の勤め先をブラック企業と捉えていることになります。

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自身の勤め先はブラック企業だと思うか?

この数字は、多いのでしょうか? それとも少ない? 人によって考え方はいろいろだと思います。今回のアンケート結果をさらにみていくと、世代や性別によってブラック企業の捉え方にギャップがあることが明らかになりました。

どんなときブラック企業と感じる?

「過労死」などセンセーショナルなニュースのイメージもありますが、そもそもブラック企業の判断基準は何でしょうか。

アンケートではブラック企業に対するイメージについて、18の設問を用意。それぞれどの程度「ブラック」だと感じるかを、5段階(そう思う、ややそう思う、どちらともいえない、あまりそうは思わない、そう思わない)で答えてもらいました。

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会社の働き方や考え方に関し、それぞれどの程度「ブラック企業」と感じるか?

回答をみると、ブラック企業だと感じる人(「そう思う」「ややそう思う」と答えた人)がとくに多かったのは、「定着率が悪い、離職率が高い」「人手不足が慢性化している」「サービス残業がある」「残業時間が月80時間を超える」などの項目でした。

業務量が多く常に人手不足、サービス残業が増えたり休みが取れなかったりという状況が慢性化し、社員の離職率が高い職場、というイメージが浮かび上がります。

20〜30代女性は不満を感じている

ただし、性別や年代によって、ブラック企業と判断する基準に差があります。下図は上図設問のうち、「そう思う」「ややそう思う」の合計値を比較し、ギャップが大きいものをピックアップしたものです。

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「会社の働き方や考え方に関し、それぞれどの程度『ブラック企業』と感じるか」の問における「そう思う」「ややそう思う」の合計差

上のグラフで、20代と30代の男性社員の回答を比べてみてください。同じ項目でも、30代男性は、20代男性よりも「ブラック」と感じていない傾向が高いのです。たとえば「業務量が多く常に業務に追われている」という項目で見ると、20代男性は64%がブラック認定をしているのに対して、30代男性は41%。感覚の違いがあります。

一方、女性は年代によるギャップは少ないものの、総じて厳しい見方をする傾向にあるようです。

組織のなかの意識の違いを把握しよう

あなたがチームリーダーを務めたり、部下を持つポジションならば、若手の不満がどういう時に生じやすいかを気に留めておくべきでしょう。職場環境の改善のためには、こうした組織のなかの意識の違いを把握しておくことは、必要なスキルともいえそうです。

最初の「あなたの勤め先はブラック企業だと思いますか?」という質問に対して、あらためて世代別に見てみましょう。20代の31.0%は自身の勤め先をブラック企業ではないかと捉えているのに対して、50代では12.0%まで減少しています。

「いまどきの若い者は......」という感覚は、いつの時代にもあるもの。自分の時代はこうだった、もっと頑張れた、と感じてしまうこともあるかもしれません。けれども、世代や個人によって「働き方」への捉え方や感覚が違うことを理解していれば、よりよい職場づくりを進められそうです。

MS&AD基礎研究所株式会社

photo by Shutterstock

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小林聖
インターネット黎明期よりIT業界にてさまざまな業務に関わる。多くのWEBメディアや携帯サイトのコンテンツ制作を経験したことから、ライターに。 過去にオランダに四年、香港に三年半生活。現地ローカル企業での就職もあり、さまざまな文化に触れた経験を生かしてグルメや旅、ラグジュアリーホテルなどの記事を担当。 プライベートはむしろアナログを好み、漫画より小説、テレビより映画を偏愛。また普段から着物を愛好し、普段着物研究家を自称。日常で着物を着る人を増やしたいと、ブログでの情報発信や普及活動も行っている。 http://www.daily-kimono.tokyo/

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