歳を重ねるにつれ、だんだん必要以上の無理もできなくなってくるのは悔しいものですが、そもそも1年中忙しく仕事をしているビジネスパーソンにとって、疲労マネジメントは必要なスキルともいわれます。
では、他の人はどのようにその忙しさに対処しているのでしょうか。総合マーケティング支援を行なうネオマーケティングが働く男女1,000人に対して行った調査結果を紹介します。
秋から冬にかけてが一番疲れやすい
1位「10月~12月」......38.3%2位「7月~9月」......25.4%3位「1月~3月」......22.8%4位「4月~6月」......13.5%
10月から年末にかけては、ビジネスパーソンが最も疲れを感じやすい時期ということが判明しました。
とはいえ、疲労の理由はそれぞれ時期によって異なり、「1月~3月」は年始の忙しさ、「4月~6月」は人事異動や花粉症の症状で、「7月~9月」は夏バテや食欲不振、そして「10月~12月」は、やはり忘年会や年末業務などが重なることで疲れを感じるといった回答が多くみられました。
連休前にも体調を崩しやすい
また直近1年以内に、連休前に体調を崩した経験があるか聞いたところ、38.4%の方が「ある」と回答しています。

さらにその時期について聞いてみると、特に年末年始の連休前という回答が半数以上に。やはり年末は忙しく体調を崩してしまう人が多いのかと思いきや、体調を崩した理由の1位は「日ごろの疲労で」が70.4%と大多数。これは、2位の「風邪がはやっていたので」の35.2%から見るとほぼ2倍の数字です。
つまり忙しさによる疲労の蓄積が体調を崩す最大の理由なのでしょう。お正月やゴールデンウィークを体調不良で過ごすのもさびしいもの。そんなことにならないために、普段から疲れをためないように心がけたいものです。
一番の体調管理は、やっぱり睡眠!
最後に体調管理のために普段気を付けていること聞いたところ、
1位「睡眠」......69.5%2位「食事」......50.6%3位「入浴をする」......26.6%
という結果に。けれども男女で比較をすると、男性は「運動」や「睡眠」と回答した方が女性よりも多く、女性は「食事」や「入浴」、「ストレス発散」、「サプリメントの摂取」などが男性に比べて多い結果に。
働く女性は、家族のケアなど仕事以外にも忙しさに忙殺されることも多いものですが、頑張りすぎて倒れてしまっては本末転倒です。周りの協力なども仰いだり、有料サービスを利用したりして、自分をいたわることが大切。疲れたなと思ったら早めにゆっくり休む、そんな意識を持つだけも変わるかもしれませんね。
[アイリサーチ]
photo by Getty Images

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