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うっかりミスや物忘れ。困る前にチェックするべき脳の健康5つのポイント

うっかりミスや物忘れ。困る前にチェックするべき脳の健康5つのポイント

年始の抱負、初詣と、年の初めは健康のありがたさを再確認する機会にあふれています。心身の健康はもとより、脳の健康もキープしたいと思う今日この頃。海外サイト「Psychologies」のまとめから、記憶力を活性化するためのチェック項目を5つピックアップしました。

1. 定期的な血圧測定とチェックアップ

高血圧をコントロールしないでいると、神経回路にダメージを与えます。(中略)タバコ、糖尿病、コレステロールは、脳卒中の発生を促す要因になりえます。脳卒中も、ニューロンの接続にダメージを与えます。

Psychologies」より翻訳引用

つまり、高血圧の人は定期的な血圧測定を忘れずに。高コレストロール気味の人や喫煙者も、定期的に健康診断を受けることが、身体の健康のみならず脳の健康にも役立つわけです。

2. 抗酸化作用のある食品を取り入れる

抗酸化作用のある食品を摂取することで、酸化ストレスを引き起こすフリーラジカルが過剰に生成されることを抑制できると言われています。酸化ストレスが高い状態が続くと、老化が促進される原因に。

リストのトップには、オメガ3、オメガ6、多価不飽和脂肪酸があります。

Psychologies」より翻訳引用

これらが豊富な食べ物として知られるのは、アンチョビ、ニシン、サバ、いわし、鮭、など。もちろん、大量に食べればいいわけではなく、一番大切なのはバランスのとれた食事であることを忘れてはなりません。

3. 身体を動かすこと

スポーツのメリットは、身体の自動的な動きを維持することにあります。余計なことを思考する必要がなければ、脳の記憶に使える場所が大きくなるからです。たとえば、話しながら階段を下りるというようなこと。普段、運動が足りない高齢者は、階段を下りる動きにすべての注意が奪われ、同時に(話すことが)できなくなります。

Psychologies」より翻訳引用

言われてみれば、身内の高齢者とは、何かを探したり靴を履いたりといった動作のたび、会話が途切れてしまうことに思い当たりました。日常の動きを自動的に体がこなすようになるためには、規則的に体を動かす必要があるのです。

同記事によれば、1日30分程度のウォーキングでも十分な運動量だそうですから、通勤時間を利用すれば、無理なくクリアできるように思えます。

4. ルーチンを避ける

毎日同じことを繰り返す日々。そのルーチンにはまり込むと脳も活性化されないことになります。

神経心理学者フランシス・ユータシュ教授は、記憶力を刺激するのに、次のことを薦めます。「庭仕事でも、旅行でも、クロスワードパズルでも、ドキュメンタリー番組を見るのでも何でもいいから、楽しんでできる活動(をするのが良い)。それを通して他人ともかかわることで、単調な生活から抜けだすことができるはずです」

Psychologies」より翻訳引用

つまり、読書にせよ、映画や音楽鑑賞にせよ、見た後聞いた後に、誰かとそのことを話し合えば、ルーチンから一歩離れることになります。逆に言えば、頭の運動のつもりで、数独やクロスワードパズルに精を出していても、それがルーチンになってしまっている場合は、あまり脳の活性化には役立っていないかもしれないわけです。

5. 良好な愛情、友情関係をはぐくむ

複数の研究が証明しているように、ソーシャルリンクから外れた人は、そうでない人よりも、老いるのが早いものです。

Psychologies」より翻訳引用

仕事を持ち、働いていれば、ソーシャルリンクから外れることは少ないでしょう。そのなかで、良好な人間関係を構築できれば、さらに良い刺激を得ることができ、脳にも好影響をもたらします。

こうして並べてみると、どれも、記憶力の活性化のみならず、身体や心に好影響を望める項目ばかり。一石二鳥どころか、一石三鳥の効果が期待できるこれらのチェックポイント。改めて意識して、この一年を過ごしたいと思います。

Psychologies

photo by Shutterstock

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冠ゆき
山田流箏曲名取。1994年より渡仏。大学院での研究の傍ら、国立大学や専門学校で日本語日本文化講師を勤める。2000年より、ポーランド五年、イタリア三年半、中国四年半の生活を経た後、2013年夏フランスに戻る。旅好きでもあり、今までに訪れた国は約40カ国。六ヶ国語を解する。多様な文化に身をおいてきた経験を生かして、柔軟かつ相対的視点から、フランスのあれこれを切り取り日本に紹介中。

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