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『Wonder Woman 2』がさっそく取り入れる、大事なガイドラインとは

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いま、ハリウッドのアワードシーズンたけなわ。授賞式ごとに注目されているのが、2017年10月からのセクハラスキャンダルへの対応やコメントです。

セクハラの定義や対応策を明確に

それを鑑みて、全米製作者組合(Producers Guild of America)が、先日セクハラのガイドラインを発表しました。

まず、セクハラの定義を明確にしています。仕事や昇進が性的行為と引き換えにされること、不快な性的な誘いや冗談、コメントが存在する好ましくない職場環境などがセクハラだと考えられます。

アメリカならではだと思ったのは、ハグや頬へのキスなど、挨拶がわりに使われる行為について言及されている点。これらは必ずしもセクハラではないとしています。その行為がいやがられているか、不快に思われるかがポイントとなります。

ガイドラインでは、国や州の法律の遵守が強調され、セクハラがあった場合被害者や目撃者がとるべき手段や手順も具体的に示されました。

セクハラは「男性から女性へ」だけではない

そして重要なのは、セクハラが男性から女性へのハラスメントには限らないということなんです。

セクシャルハラスメントは、性別にも性的指向にも関係ありません。あらゆる性の人が、どんな性の人に対しても起こしえるのです。

Producers Guild of America」より翻訳引用

異性間だけではなく同性間でも、またLGBTの人たちなどあらゆる人が対象になるのです。

業界全体の動向に注目

製作現場で最高責任者となるプロデューサーの組合がこのような指標を発表したことは、セクハラ対応への具体的な第一歩と言えるでしょう。

ハリウッドには、ほかにも俳優組合や脚本家組合などもあります。そして、その最たるものが、アカデミー賞でおなじみの映画芸術科学アカデミー。それぞれが同じようなガイドラインを打ち出し、業界レベルでのセクハラ蔓延にピリオドを打ちたいはず。今後の動向が気になります。

この指針を採択した『Wonder Woman 2』製作現場

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この指針を正式に取り入れて製作される作品の第1号が『Wonder Woman 2』になるそうです。

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前作に引き続きパティ・ジェンキンス監督、ガル・ガドット主演。2019年11月アメリカ公開予定の美しくたくましい女戦士たちの続編は、新たな意味でもまたハリウッドに旋風を起こすこと必至です。

Entertainment Weekly, Producers Guild of America, NY Daily News

photo by Gettyimages

ぬえよしこ

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