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#12 おしゃれに差がつく。素材を変えて楽しむ手袋【青木貴子のワードローブ】

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過去最強レベルと言われる寒波がやって来て、極寒の日本列島。半世紀ぶりの最低気温を記録するなど、今年の冬は本当に厳しい寒さ。

テレビのニュースを見ていたら街頭で寒波についてインタビューされた男性が「今日はさすがに寒くて、妻の手袋を借りて来ました」と、照れ臭そうに(でも嬉しそうに)ニットの手袋をはめた手をかざしていた。奥様が寒いからして行けばと言ってくれたのか、寒さに耐えかねて彼が貸してと頼んだのかはわからないけれど、手袋が必要!というところに行き着いたのは正解である。

さらりと取り入れたい小粋アイテム

そう、寒さによるダメージを少しでも軽減したいなら“首”とつく部位を温めるに限る。マフラーやストールは冬になるとしている人が多いけれど、その普及率に比べると手袋をしている人は少ないように思う。多分昨今は温暖化が進んでいたので、あまり需要がなかったからなのかもしれない。

自転車に乗るときやランニングをするとき(こういった場面では必須かもしれないから)もしくは相当な寒がりさんを除いて、日常において手袋は必需品というよりはお洒落持ち。今やそんなアイテムの一つになって来ている気がする。帽子などを小粋に被っているひともそうだけれども、こういった“絶対になくてはならないものじゃないモノ”そして“ちょっと面倒なモノ”(取ったり着けたり無くしたり、笑)にこそ、こだわりを持っているひとはちょっと素敵に映る。帽子ほど大袈裟じゃなくさらりと取り入れることができる手袋は、お洒落でひとに差をつける格好のアイテムではないかと思う。

素材ごとに表情を変える手元

防寒としてだけでなくお洒落な印象を醸したいというのであれば、やはりレザーをチョイスしたい。エレガントな服装の時は艶のあるスムースレザー、普段使いはカーフやスエード、カジュアルな格好の時はペッカリー(写真中央のダークブラウンの手袋。イノシシみたいな動物の革)と使い分けるとさらに手袋を扱い慣れている感じがする。それぞれ表情があり、確かに合う服装も違って来る。

靴で例えるとハイヒール、ローヒール、フラットくらいレザーの種類やなめし方でその印象が変わるから、数種類揃えておくとこだわりが見えてくるのではないだろうか。レザーの手袋は、優雅な雰囲気が漂う。女性でも男性でも手袋に気を使っているひとはスマートで素敵に見える

かくいう私も温暖化と余裕の無さで(笑)数年はお洒落な手袋から遠ざかっていた。先日来の寒さゆえ、ごそごそと手袋を引っ張り出してしてみた次第。着けてみると確かにとっても暖かいし(感じる寒さが全然違った!)、洒落た感じがするものだな、と改めて手袋の魅力を再認識。春までは取っ替え引っ替え楽しんでみようと思っている。

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青木貴子
スタイリスト。ファッション誌、広告で幅広く活躍する。著書に『センスは「ある」ものではなく「磨く」もの おしゃれ方程式』(PHP研究所)、『友だちを呼ぶ日のごはん、わたしのごはん』(扶桑社)が。インスタグラム

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